マイナ免許証が3月24日スタート!持つと持たないでは何が違う?
マイナ免許証の手続きに並ぶ人

2025年3月24日に運用が始まったマイナ免許証。これまでの運転免許証よりもお得な面がある一方、注意点を知らずに取得すると不便に感じてしまうことも。持つか持たないかは選べるだけに、どうしたらいいか迷っている方も少なくないでしょう。



そこで、実際に手続きをした方の声やマイナ免許証に関する最新の調査結果、運転免許保有者の意見と併せて、マイナ免許証の要点をわかりやすく解説します。



 





  • マイナ免許証を取得したい方60.3%のうち約3人に2人は従来の免許証も持ち続けると回答
  • マイナンバーカードと運転免許証を一体化すると手数料が安い、手続きが楽といったメリットがある
  • マイナ免許証のデメリットとして紛失時の手間や情報漏洩を気にする方が多い

いよいよ運用開始!マイナ免許証の手続きを実際にした方の声

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マイナ免許証の運用開始当日の様子



まずは、マイナ免許証の運用がスタートしてすぐの手続きの様子を見てみましょう。



マイナ免許証は、「運転免許保有状況の変更」手続きを行えば、運転免許の新規取得や更新のタイミング以外でも持つことができます。そのため、手続き開始当日は免許の更新をする方、マイナ免許証をいち早く持ちたい方などで会場が混雑。慣れない仕組みということもあり、各所でトラブルがあったようです。



●トラブルが多く、手続きが完了しなかった



マイナ免許証が3月24日スタート!持つと持たないでは何が違う?
保有状況の変更手続きを行ったIさん(40代・神奈川県在住)
保有状況の変更手続きを行ったIさん(40代・神奈川県在住)

朝8時に警察署に行き、受付は1番。担当者も初めてで周りに確認したり電話で問い合わせたりの手探りだったので、30分くらいかかりました。スムーズにいけば手続き自体は10~15分程度で終わりそうだと思います。



なお、情報の紐付けはできたようですが、システムエラーで署名用電子証明書の提出はできていません。オンライン講習に魅力を感じて手続きをしたのに、そのためには再度の手続きが必要らしいです。



運転免許証の更新日がわからなくなるのが嫌で、従来の免許証との2枚持ちを選択したIさん。マイナンバーカードへの情報の記録はできたものの、システムトラブルで手続きを完了させられなかったそうです。







マイナ免許証の運用開始を待って運転免許証の更新手続きを行った方の声です。通常、受付端末でメニューを選択して運転免許証とマイナンバーカードを読み込ませると、申請書とレシート(免許情報にアクセスできる二次元コード記載)が出力されます。しかしレシートしか発行されなかったとのこと。



最終的に運転免許更新の手続きは進められたようですが、運用開始からしばらくは端末のトラブルも起きやすく、通常時よりも手続きに時間がかかることが予想されます。



●「マイナ免許証読み取りアプリ」で不具合があった



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