16日、中部空港が昨年度の決算を発表し、最終利益が前の年から2倍以上に増え、過去最高となりました。
中部空港が16日に発表した昨年度の決算によりますと、売上高は528億円余りと前の年から32%増えました。
最終利益は66億6000万円と前の年の2倍以上で、コロナ前を上回り過去最高でした。
コロナ禍以降続けてきたコスト削減に加え、国際線の外国人旅客数が開港以来最高を記録するなどインバウンド需要が好調でした。
一方で国際線の日本人旅客数は2019年度の57%にとどまっていて、回復が遅れています。
合わせて発表した今年度の業績見通しでは、インバウンド需要の高まりが続くとして、国際線と国内線を合わせた旅客数の想定を昨年度より150万人多い1260万人とし売上高・最終利益ともに過去最高を更新する見込みだということです。