俳優の古川雄輝が、主演映画『劇場版 ねこ物件』の公開に際して「Yahoo!ニュース」のインタビュー記事に登場。猫や犬といったペットの飼育放棄問題について言及しています。


 『劇場版 ねこ物件』は、古川演じる猫付きシェアハウスのオーナーと、同居人たちの交流を描いた物語。古川自身も猫好きで、アメリカンショートヘアの「ルーク」と、元野良猫の「ステラ」の2匹と暮らしています。

古川雄輝、猫好きはいい人のワケ

猫ファーストの古川雄輝

 本作品には複数の猫ちゃんが出演していますが、古川雄輝は猫たちの気持ちを考えストレスを与えないように気を遣っていたといいます。

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 そんな古川にインタビュアーが「猫の気持ちを第一に優先するということですね」と返すと、古川は「この映画の舞台挨拶でも、猫に登場してもらうじゃないですか。毎回『ごめんね』と話しかけています。猫はカメラのフラッシュや音にも敏感です。
猫側の気持ちに立つと、きっとその場にはいたくないはず」と回答。

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 仕事上しょうがない面はありつつも、なるべく動物に負担をかけず、自由にしてあげたいという思いが強いよう。古川は7月28日に「otocoto」で公開されたインタビューでも、犬の飼い主が散歩中にリードを引っ張るのを見ると「信じられない」と思ってしまうと話していました。

 また、ペットブームである反面、飼育放棄といった問題が深刻化しているという話題になると、古川は以下のように語っています。

「たとえば猫や犬の保護についてもっと考えなければならないし、ペットショップであっても飼育状況がもっときちんとチェックできていないといけないです。まだまだ捨てられたり、かわいそうな運命をたどったりしているペットはたくさんいます。
それは人間の都合によるものでしかないです」

 古川のように犬や猫の気持ちを第一に考える人が増えることが、人間の都合で引き起こされるペット問題を解決するための一歩かもしれませんね。