
三菱倉庫は、米国と英国を拠点に物流事業を手がけるCavalier Logisticsグループ(売上高203億円、営業利益19億5000万円=簡易連結)を子会社化することを決めた。Cavalier Logisticsグループは米国3社、英国1社の計4社で構成し、バイオ医薬品、ヘルスケア企業向けに特化した物流事業を展開している。
Cavalier Logisticsグループは米国のCavalier Logistics Management Ⅱ, Inc.(バージニア州)、Cavalier International Air Freight, Inc.(同)、DC Dyna, Inc.(同)と英国のCavalier Logistics U.K. Limited(ロンドン)からなる。三菱倉庫は今後設立する米国子会社を通じて各社の90%相当の株式を取得する。
また、DC Dynaが手がける米国務省向けの物流業務については米国の外資規制の関係から当該業務が切り離される予定。