
JDSCは、ダイレクトメール(DM)制作・発送代行のメールカスタマーセンター(東京都港区。売上高189億円、営業利益2億4400万円、純資産15億5000万円)が実施する第三者割当増資の引き受けなどで全株式を取得し、子会社化することを決めた。
増資実行後に、メールカスタマーセンターは既存株主が保有する全株式について自己株式取得を行う。この結果、JDSCの持ち株比率が100%となる形。
メールカスタマーセンターは1999年に設立。DM発送代行業務で700社を超える顧客を抱え、業界大手の1つに数えられる。年間3億通のDMを取り扱うという。
JDSCはDM発送業務の最適化をAIで支援するサービスを展開している。こうしたサービスをメールカスタマーセンターの既存顧客に提供するほか、両社の商材を組み合わせて販売するクロスセルの機会を模索する。