アルフレッサホールディングスは、インテージホールディングス傘下のインテージヘルスケア(東京都千代田区)からCRO(医薬品開発業務受託機関)事業を取得することを決めた。アルフレッサは医療用医薬品卸の国内最大手だが、近年、開発から製造、販売、物流、PMS(製造販売後調査)まで一貫して担うトータルサプライチェーンサービスの構築を進めており、その一環。

当該事業(直近売上高約32億6000万円)を会社分割して設立される新会社・ArkMS(東京都豊島区)の全株式を取得する形とする。取得価額は25億円。取得予定日は2024年9月2日。

インテージヘルスケアは1994年設立で、CRO事業では臨床開発支援サービス、PMS支援サービスを提供している。同社はCRO事業の切り離しにより、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチ事業、データサイエンス事業に経営資源を集中させる。

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