エーアンドエーマテリアルは27日、日本製紙の完全子会社で建材用化粧板メーカーの大昭和ユニボード(宮城県岩沼市。売上高19億2000万円、営業利益1億3100万円、純資産14億6000万円)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

持続的成長に向けた事業領域の拡大が狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2024年10月1日。

大昭和ユニボードは1970年設立で、低圧メラミン化粧板をはじめとする建材や家具材の製造・加工・販売を手がける。同社が開発した低圧メラミン化粧板の「ユニボード」は、堅牢性に優れ、木材資源を有効利用した環境負担の少ない建材として、住宅・内装事業者からの評価も高いという。

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