サイトリ細胞研究所は24日、ホテル運営子会社のフラクタルホスピタリティ(東京都千代田区。売上高6760万円、営業利益1040万円、純資産4790万円)の全株式を、サムティホールディングス傘下のサムティホテルマネジメント(大阪市)に譲渡することを決めた。

不動産・ホテルなどの「リアルアセット」事業から、細胞治療サービスなどの「メディカル」事業へのシフトを進めるのが狙い。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2024年9月30日。

フラクタルホスピタリティは2019年設立。同社の運営するホテルで、サイトリの医療技術を活用した専門的な再生医療を受診できる体制づくりを目指していた。

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