クルーズはSES(システムエンジニアリングサービス)事業を主力としている。長く手がけてきたゲーム事業については新作タイトルが不振で、開発費が吸収できず、2025年3月期は8億7200万円の営業損失を計上。

事業の選択と集中の観点からゲーム事業からは撤退することにした。ゲーム事業は2子会社で構成されているが、スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営を手がけるStudio Z(東京都港区)は、同社社長でクルーズ副社長の古瀬祥一氏が代表を務めるboat(東京都港区)に譲渡。もう一方の、ブロックチェーンゲームの企画・運用サービスのCROOZ Blockchain Lab(東京都渋谷区)は解散する。

Studio Zは売上高16億5600万円、営業利益1億1800万円、純資産6億5300万円(2025年3月期)。

譲渡価額は2億円。譲渡予定日は2025年6月2日。

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