
公開中の映画『サブスタンス』より、特別映像が公開された。
本作は、主演を務めたデミ・ムーアの怪演が話題を呼び、第97回米アカデミー賞では主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞した作品。
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換“スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、ひとつの心をシェアするふたりには“1週間ごとに入れ替わらなければならない”という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい……。
特別映像は、女優として〈復活〉を果たしたデミ・ムーアをフィーチャーした〈デミ・ムーア:強烈編〉。出かける直前に鏡の前で何度もメイクを直すが、その度に酷くなっていくというシーンの映像で、40回以上もテイクを重ねたという。肌をなん度も擦り、痛めつけるムーアの演技を見かねたメイクアップアーティストが制止に入ったという逸話も残るシーンの映像だ。
併せて、イラストレーター五月女ケイ子による〈デミ・ムーア人生すごろく〉イラストも公開。16歳の時に家を出たムーアが23歳の時に出演、キラキラと自然体に輝く姿が眩しい『セント・エルモス・ファイアー』からスタートし、ショートカット姿が愛らしい代表作『ゴースト』、世界を騒がせた妊婦ヌードのほか、全身整形とも言われたパーフェクトボディを披露した『チャーリーズエンジェル フルスロットル』、そしてそこからさらに20年以上の時を経てありのままをさらけ出して演技派女優の称号を獲得した本作まで、ムーアの波乱に満ちたキャリアと、鮮やかな復活劇が描かれたイラストとなっている。
『サブスタンス』特別映像〈デミ・ムーア:強烈編〉
<作品情報>
『サブスタンス』
公開中
公式サイト:
https://gaga.ne.jp/substance/
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