アミューズボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん  プレゼンターとして鈴木仁、細田佳央太らも登壇
ボーイズオーディション『NO MORE FILTER』より 撮影:古屋呂敏

株式会社アミューズが約6年ぶりに開催した大規模オーディション『NO MORE FILTER』の最終審査会が、5月6日(月・祝) に大手町三井ホールにて開催され、東京都出身・黄兆銘(コウ ヨシアキ)さん(20歳)がグランプリを獲得した。



また、準グランプリは西浦心乃助(ニシウラ シンノスケ)さん(14歳)、審査員特別賞は鈴木太士(スズキタイシ)さん(18歳)、そしてTHE KISS賞はグランプリを獲得した黄さんがダブル受賞した。



アミューズボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん  プレゼンターとして鈴木仁、細田佳央太らも登壇

グランプリ:黄兆銘

これまで45年の歴史で、不定期ながらも度々全国的な大規模オーディションを開催し、野村周平吉沢亮清原果耶堀田真由金子大地、茅島みずきといった様々な才能を発掘してきたアミューズ。今回は創立以来初となる"ボーイズオーディション"として開催。サブタイトルの「NO MORE FILTER」には、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたい、"フィルターは必要ない!"という想いが込められており、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けないオーディションとなった。



この日の最終審査会には、1次写真・動画審査、2次WEB面談審査、3次合宿審査を経て選ばれた8人がファイナリストとして登場。アミューズボーイズオーディションのキービジュアルにも登場している鈴木仁、細田佳央太、新原泰佑、本島純政が声高らかに「開会宣言」を行うと、いよいよ審査がスタート。



まず、最初に行われたアピールタイムでは詩の朗読や早着替え、弾き語りとファイナリストそれぞれが工夫を凝らしたパフォーマンスを披露するなど、ジャンル区分をあえて設けていないことで、それぞれの個性も思い描く夢も多様な審査会となった。



アミューズボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん  プレゼンターとして鈴木仁、細田佳央太らも登壇

また、今回の最終審査会では、ファイナリストが自分らしさを思う存分発揮できるように前半・後半4名ずつに分かれてトークタイムも行われた。それぞれが事前に答えたパーソナルなアンケートを基にしたクイズコーナーで、トーク力や人柄やファイナリスト同士、合宿審査などを経て仲良くなった様子も垣間見ることができた。



最終審査の結果、グランプリに選ばれたのは父にマレーシア人、母にロシア人を持つ黄さん。アピールタイムで「ルパン三世のテーマ」をトランペットで披露し、審査会の最後で行われたスピーチでは緊張しながらも「誰かの憧れの存在になりたい」と力強く話した。



アミューズボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん  プレゼンターとして鈴木仁、細田佳央太らも登壇

グランプリの発表時には、「開会宣言」にも登場した鈴木、細田、新原、本島がプレゼンターを担当。鈴木がグランプリ発表者を読み上げ、トロフィーを渡した。

続いて、細田と新原が賞金ボード、本島が花束を送り、新しいアミューズの後輩にエールを送った。



アミューズボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん  プレゼンターとして鈴木仁、細田佳央太らも登壇

THE KISS賞に引き続き、グランプリを受賞した黄さんは「このような素敵な賞をいただけて、心の底から夢を叶えたいと思いました」と喜びを語り、受賞できたのはリラックスした自分の素の一面が見せられたからだとも話した。「会場に応援に来ていた母親に今日のお夕飯は何を作ってもらいたいですか」とMCから振られると、審査のトークパート部分で語っていた、人生で一番感動したのは、留学から帰ってきたときに食べた母親の“かための”ハンバーグだというエピソードを回収するように、「かためのハンバーグをお願いします!」と呼びかけ、会場は和やかな雰囲気に包まれながらアミューズボーイズオーディションは幕を閉じた。



撮影:古屋呂敏



オーディション オフィシャルサイト:
https://amuse-boysaudition.jp/