
森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演を務める映画『(LOVE SONG)』の主題歌が、Omoinotakeの新曲「Gravity」に決定。併せて予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。
本作は、世界的な人気を誇るBLドラマ『2gether』を手がけたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督がメガホンをとった日タイ共同製作作品。東京とバンコクを舞台に、未完成のラブソングがふたりの運命をつなぐピュアラブストーリーが描かれる。バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタこと廣木壮太を森崎、ソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイこと杉浦海を向井が演じる。
Omoinotakeは、チャンプ監督の「強い愛には引力がある」という言葉をヒントに、主題歌の「Gravity」を書き下ろした。楽曲についてOmoinotakeは、「愛し合って、すれ違って、傷つけ合って、離れてしまっても、まるで不可抗力のように、引き寄せられてしまう。日本とタイ、ソウタとカイの国を超えた“強い愛の引力”へ、『Gravity』という楽曲を書き下ろしさせていただきました」と、引き寄せられるように異国の地で偶然の再会を果たした両片想いのふたりの関係をイメージして制作したことを明かした。
森崎は「タイトルでもある『Gravity』は、引き寄せ合うという意味がありますが、運命的なふたりのまた光り合う運命というのを表現してくれているようで、切なくも希望に満ち溢れた想いが込められた主題歌だと思います」とコメント。向井は、「自分の作品に主題歌をいただくのは初めてだったので、とてもうれしかったです。映画を観終わった後、作品全体をやさしく包んでくれるような心地よさがあり、帰り道に聴くのもぴったりだと思いました」と喜びのコメントを寄せた。
そんな主題歌「Gravity」の一部も聞くことができる予告映像は、「いつか、きっとまた会えると信じていた──」というソウタのナレーションから始まる。東京で研究員として働くソウタと、タイでカメラマンをしながら今も音楽を続けるカイは、お互いに想いを寄せていながらも離れ離れになってしまったが、異国の地・バンコクで偶然再会を果たす。大学時代、ソウタに向けて作ったというメロディを奏でるカイの姿や、大学時代にカイが突然ソウタの前から姿を消したことなども明かされる。
またポスタービジュアルでは、バンコクの美しい景色を背景に、そっと背中を寄せ合うソウタとカイが描かれている。キャッチコピーには「好きと言えたら、世界は変わる」「恋する2人に恋をする」という言葉が添えられている。
■Omoinotake コメント全文

このたび、主題歌を担当させていただきます、Omoinotakeです。
「縁や運命はいったい、いつどうやって、生まれるんだろう」
映画『(LOVE SONG)』を観終えた後、最初に頭に浮かんだ感情でした。
人が一生のうちに出会う人の数は、約3万人。その中で、「運命」と呼べるような、たったひとりと巡り合えること。
それは奇跡なんて言葉じゃ、言い表せないくらい、尊いものだと思います。
愛し合って、すれ違って、傷つけ合って、離れてしまっても、まるで不可抗力のように、引き寄せられてしまう。
日本とタイ、ソウタとカイの国を超えた「強い愛の引力」へ、「Gravity」という楽曲を書き下ろしさせていただきました。
僕たちにとって、とても大切な「ラブソング」が生まれました。劇場で、あなたの心に届く日を、待ち侘びています。
■チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督 コメント全文
「Gravity」を初めて聴いた瞬間、歌の世界観に一気に引き込まれ、一瞬で心を奪われました。
この曲は、愛が持つ偉大なパワーを感じさせてくれる、まさに珠玉のラブソングです。高鳴る胸の鼓動が音楽とシンクロするようで、幸福感に満たされながら、いつまでも繰り返し聴いていたくなります。楽曲を構成するひとつひとつの要素、そのすべてが素晴らしく、心から感動しました。そして何より、この曲は物語の登場人物たちの心情に見事に寄り添い、ラブストーリーをより深く、感動的に完成させてくれる、不可欠な存在だと感じます。この曲が加わることで、作品が描く愛の世界が完璧になります。
心に響く、こんなにも素晴らしい楽曲を届けてくださり、本当にありがとうございました。
■森崎ウィン コメント全文
初めて聴かせていただいた時に、映画『(LOVE SONG)』にぴったりな楽曲だと思いました。
人類がどうしても抗うことができない重力。その重力に抗って、それでも愛する人と触れ合いたい。そんな思いが伝わってくるような、まさに、ソウタとカイの心情を表しているような楽曲だと思います。
■向井康二 コメント全文
自分の作品に主題歌をいただくのは初めてだったので、とてもうれしかったです。
映画を観終わった後、作品全体をやさしく包んでくれるような心地よさがあり、帰り道に聴くのもぴったりだと思いました。書き下ろしていただいた楽曲には、ソウタとカイの関係性が丁寧に描かれていて、「Gravity(重力)」というタイトルにもふたりが惹かれ合うイメージを感じました。「運命」や「太陽」といった言葉も映画とつながっていて印象的です。
この曲がソウタ目線なのか、カイ目線なのか──ぜひ劇場で確かめてみてください。
映画『(LOVE SONG)』予告映像
<作品情報>
『(LOVE SONG)』
10月31日(金) 公開
公式サイト:
https://movie-lovesong.jp/
(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会