
今年で45年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の公演情報が発表された。
数々のスターを生み出してきたピーター・パン役を務めるのは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した、第11代目ピーター・パンの山﨑玲奈。
引き続き演出・振付を担当するのは、国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーの長谷川寧。2023年『白夜行』『人間失格』では、北京・天橋音楽劇年度盛典にて演出賞・振付賞ほか多数、2024年『人間失格』では2024中国ミュージカル協会年度式典での最優秀オリジナルミュージカル賞・演出家賞ほか多数の受賞をするなど、その才能は各地で高い評価を得ている。2024年12月には中国で新作『インファナル・アフェア』の演出・振付を手掛け、更に活躍を広げている。
東京公演は、7月28日(月) から8月6日(水) 東京国際フォーラム ホールCにて上演。その後群馬、大阪、福岡公演を予定している。
■ピーター・パン役:山﨑玲奈 コメント
45年目を迎える今年、またまたピーター・パンとして暑い夏を迎えられることを嬉しく思います。日本初演から止まることなく進化を続けるこの作品。今まで演じられてきた先輩方の想いを胸に、私らしいピーター・パンをお届けしたいです! 3年目となる今年は、ご来場いただいた皆様に、ドキドキワクワクを沢山体験していただけるよう、初心を忘れず、カンパニー全員で素敵なネバーランドを作り上げたいと思います。みんな、ネバーランドで待ってるよ!!
■演出・振付:長谷川寧 コメント
変化と不変について
さぁ三年目だ。
初年度には自分が手掛けるとは思いも及ばなかったピーター・パン。
それがこんなに自身が続けさせて貰えるものになると思わず、ふと考える。
もしかして三年目では無くて、ネバーランドと同じくずっと己が大人にならないままなのか、と疑ってもみる。
だけれどもこの三年の合間にも様々な時間を過ごしている訳で、作品も同様に一年目から二年目と確かにアップデートしたと思われ、とすると決して時が進んでいない訳ではない。
では三年目はどうするか。
今年は「変化と不変」について再考していく年にしたい。
ネバーランドを研究した初年度。
ネバーランドの深度を上げた次年度。
そして本年度。
棄てる勇気と、良き所の見極めの力を持ち、事に当たりたい。
もう一度、ネバーランドの存在について、根本に戻り、考えよう。
大きな変化も怖がらず、変わらない事柄にも怖がらずに、目を凝らしてアップデートをしたい。
大丈夫。
私には一緒に考える此の国の住人が沢山居るのだから。
<公演情報>
青山メインランドファンタジースペシャル
ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』
【スタッフ】
原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
翻訳・訳詞:福田響志
演出・振付:長谷川寧
【キャスト】
ピーター・パン:山﨑玲奈
ほか
【東京公演】
2025年7月28日(月)~8月6日(水)
会場:東京国際フォーラム ホールC
【群馬公演】
期間:8月
会場:高崎芸術劇場 大劇場
【大阪公演】
期間:8月
会場:梅田芸術劇場メインホール
【福岡公演】
期間:8月
会場:博多座
公式HP:
https://horipro-stage.jp/stage/peterpan/