
『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『デスノート』などで知られる世界的作曲家、フランク・ワイルドホーンの新作『ケイン&アベル』が日本で世界初演を迎える。原作は、イギリスの国民的作家ジェフリー・アーチャーによるベストセラー小説。
舞台は20世紀のアメリカ。ボストンの名家ケイン家に生まれたウィリアム(松下洸平)は、幼くしてタイタニック号の事故で父親を亡くすも、父のような銀行家になるべく勉学に励んでケイン・アンド・キャボット銀行に入行する。一方、ウィリアムと同じ日にポーランドの山奥で生まれたヴワデク(松下優也)は、劣悪な環境で育ち戦災孤児となるも、度重なる苦難を乗り越えアメリカへ。アベル・ロスノフスキと名乗ってウェイターとして働くうち、ホテル王デイヴィス・リロイ(山口祐一郎)に認められてホテル経営に携わるようになる。そんな矢先、アメリカを大恐慌が襲い、ホテルへの融資をウィリアムに断られて非業の死を遂げるリロイ。アベルはウィリアムへの復讐を決意し、ふたりは対立を深めていく――。
このほか、咲妃みゆ、知念里奈、愛加あゆ、上川一哉、植原卓也、竹内將人、今拓哉、益岡徹ら、世界初演にふさわしい豪華キャストが集結。
ミュージカル『ケイン&アベル』プロモーション映像
ワイルドホーンが「アメリカ史を背景に、世代と時代を超えていくつもの家族を描いたドラマであり、多彩な人物造形、波乱の展開、そして優れた演劇性を備えています。『ケイン&アベル』はまさにミュージカルにうってつけの作品なのです」と語る壮大な物語をオリジナルキャストとして描き出す。ゆくゆくは海外でも上演されるであろう注目の公演は、本日1月22日(水)に東京・東急シアターオーブで開幕。2月16日(日)までの東京公演の後、大阪・新歌舞伎座でも公演を行う。
文:熊田音子
★松下洸平さん×松下優也さんの対談を前後編で掲載中!
【前編】~枠に留まらない僕らだからこそ~(https://lp.p.pia.jp/article/news/410773/index.html)
【後編】~刺激的な稽古場での発見~(https://lp.p.pia.jp/article/news/410775/index.html)
<公演情報>
ミュージカル『ケイン&アベル』
原作:ジェフリー・アーチャー
音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ネイサン・タイセン
編曲:ジェイソン・ハウランド
振付:ジェニファー・ウェーバー
脚本・演出:ダニエル・ゴールドスタイン
出演:
ウィリアム・ケイン:松下洸平
アベル・ロスノフスキ:松下優也
フロレンティナ:咲妃みゆ
ザフィア:知念里奈
ケイト・ブルックス:愛加あゆ
ジョージ・ノヴァク:上川一哉
マシュー・レスター:植原卓也
リチャード・ケイン:竹内將人
ヘンリー・オズボーン:今拓哉
アラン・ロイド:益岡徹
デイヴィス・リロイ:山口祐一郎
【東京公演】
日程:2025年1月22日(水)~2月16日(日)
会場:東急シアターオーブ
【大阪公演】
日程:2025年2月23日(日·祝)~3月2日(日)
会場:新歌舞伎座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/kaneandabel/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2454148)
公式サイト:
https://www.tohostage.com/KANEandABEL/