
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
2月19日の初下ろしから約2カ月。今節で新エンジンになって7節目ですが、前節から良機シリーズと低調機シリーズの区分けが開始。

とはいえ、低調機シリーズながらAランクは4基も登場。当然、低調機シリーズの中に入ってしまえば明らかに優勢なので、この4基を手にした選手のアドバンテージは計り知れません。加えて低調機シリーズなら〝Bランクでも王様〟の法則が発動するので、Bランクのエンジンを手にした選手の評価も大きく上げた方が賢明です。
それと同時に気を配りたいのが中間整備が施されたエンジン。新エンジン6節目以降は旧エンジンで良機だったエンジンの中古部品との交換が解禁されますが、当然6節目以降に中間整備で交換された部品は旧エンジンで良機だったエンジンの部品。近年はこれで大化けするエンジンが毎年のように生まれています。
特にギアケース交換が施されたエンジンは化ける確率が高く、今回の中間整備でギアケース交換となっている47(田代達也)、53(茶谷信次)、55(星栄爾)号機は要注意です。