
【記者コラム・造田大の大勝負】
佐伯亮輔(30)=岡山・113期=がパパの意地を見せる。初日9Rは打鐘前で後方から一気に抑えると、別線の中団並走を誘って先行。
今節直前にうれしい出来事があった。前回は腰痛で欠場したが、そのタイミングで男の子が生まれた。名前は勇飛君。「出産にも立ち会えました。すごく良かったし、妻が頑張って出産する姿に刺激をもらいましたよ」。奥さまに負けない走りで久々の予選突破を決めた。
「子どもがいつ生まれるか心配で…。それが着に出ていました(笑)」。近況は不振だったが、憂いがなくなった今は、持ち味の先行基本の競走を存分に発揮してくれるに違いない。
▼12R(佐伯亮輔) ここも初日同様、先行勝負でライン決着を決めて、ミルク代を稼ぐ。2=4-356。
▼4R(秋山貴宏) 「けがが治ってきて、感覚が戻ってきた」と調子は上向き。展開がごちゃつきそうで、支線でもチャンスは十分。3-2=147。

今節直前にパパとなった佐伯亮輔