今年2回目の優勝を果たした塩田北斗
下関ボートのミッドナイトボートレース「西日本スポーツ杯」は25日、最終日を迎え、12R優勝戦は2枠の塩田北斗(37)=福岡・105期がピット離れでインを奪取すると、そのまま逃げて通算37回目の優勝を果たした。2着は4枠の高倉和士、3着は3枠の古賀繁輝が入り、3連単は2万2430円の36番人気と波乱の決着となった。
「ひそかに狙っていました」。レース間特訓、そしてS展示は枠なりの2コースだったが、「2コースから行くつもりだったけど、S特訓に行ったら、『あれ、(インが)取れそうだな』って思いました」。本番はピット離れで飛び出し、1枠の柳生泰二からインを奪取。柳生も回り込むが塩田はインは譲らない。深い起こし位置となったが、コンマ13のトップSを決めると、他艇を寄せ付けずに今年2回目の優勝ゴールを駆け抜けた。
「足は最終日が一番、いい感じでしたよ。ペラもいい感じになっていました」と抜群の機力を生かしてのVに笑顔を見せた。
「ペースはだいぶ遅いですけど、ここからどんどん勝っていきたいです」。次走の桐生周年記念、そして戸田グラチャンとSG、記念ロードが続くが、この勢いに乗って大活躍を期待したい。
◆下関12R優勝
着
枠
選 手 名
年
支部
期別
コース
ST
今節成績
1
2
塩田 北斗
37
福岡
105
1
13
2421131
2
4
高倉 和士
33
福岡
111
4
18
2134422
3
3
古賀 繁輝
38
佐賀
94
3
16
1214231
4
5
山本 梨菜
27
佐賀
120
5
21
1321転62
5
6
川崎 誠志
42
山口
93
6
23
1442442
6
1
柳生 泰二
40
山口
97
2
21
2111231
3連単 22430円(36番人気)
決まり手=逃げ