
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
ガールズ予選2の5Rは、初手で最後方になった岩崎ゆみこ(29)=茨城・116期=が、終わってみれば1着。レース後は〝ゆみこスマイル〟が全開だった。
3番車だったが、どの位置にも入れず7番手。それでも自分の力を信じた。「やばいというよりは、強い気持ちで後ろに下がることができた」
6番手から仕掛けた伊藤優里のカマシに車間が空いたが、冷静に中野咲の後ろに降りて好位をキープ。その中野が最終BSから伊藤を番手捲りし、最後は岩崎が鋭く追い込んだ。「うまく(好位に)はまれたし、最後は差せてよかった」。昨年11月の西武園(1、2、決勝7着)以来となる勝ち上がり戦の1着に笑顔がはじけた。
そして迎える最終日の▼決勝10Rは、児玉碧衣を巡っての連下探しが焦点。「前回がミッドナイトだったけど、今開催はゆっくり過ごせているので疲れは心配ない」という岩崎の2、3着を狙う手もある。1-6=234。
▼5R(宮道良輔)小細工を好まない田頭寛之との2分戦ならマイペース駆けが可能。瀬口匠にまんまと逃げられた2日目の悔しさを晴らすか。4=1-6、1-6-4。
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ガールズ5R・予選2で差し切り勝利の岩崎ゆみこ