【ボートレースからつ(モーニング)一般】中野夢斗が不利枠を克服して3着発進「リプレイを見たら進んでいましたね」

初日は6枠から3着を奪取した中野夢斗



 初日は6枠の1走だった中野夢斗(29)=愛知・120期=が、コンマ45のSで大きく後手に回るも道中追い上げて3着を確保。「今の3等は大きいですね」と試練の不利枠を見事に克服してみせた。


 「1Rから見ていて条件的に、みんな回っていないなと思いました」。ライバルの動きを観察しコンディションを見定めると、「前検では回転が上がっていたので、わざわざ回す必要はない」。冷静なジャッジが功を奏して「回転が合っていました」とにんまり。さらには「新ペラが当たりかも。昨日は何もせず足合わせでは分が良かった。少し伸び気味だし、リプレイを見たら進んでいましたね」と思わぬ形で新ペラの恩恵も受けて、機力には十分な手応えを得た。

 2期前(昨年5月~10月)はキャリハイの5.36をマークするも、前期(昨年11月~4月)は大苦戦。11月の当地戦でF、続く芦屋では落水と期初めから大きな事故点を抱えてしまった。「その時は正直、今期は終わったなと思いました。思い切ったレースができませんでした」。その言葉通りに勝率は3.87にまで落ち込んだ。

 ただ、その呪縛から解放された今期は、前走地の尼崎で昨年10月のまるがめ以来となる予選突破。
「前節はバチッと来ました」とリズムは好転しつつある。

 それでも「気合を入れ過ぎて事故を起こさないように」と、高ぶりそうな気持ちを抑えて自然体を貫く構え。まずは2節連続の予選突破を目指す。

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