【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】後輩に「ボコボコにされた」吉田拓矢 目標とする郡司浩平を横目に自力3連勝へ
 4月にGⅠ日本選手権を制して〝ダービー王〟となった吉田拓矢(30)=茨城・107期・S1=の勢いが止まらない。初日に10秒8の捲りを決めると、3日目の2走目も鐘3半6番手からの猛攻で勝利。
連勝で青龍賞に進んだ。

 直前は取手合宿や宇都宮への出げいこで仕上げてきた。だが、「眞杉(匠)にボコボコにされた。自信をなくしました」とトーンが上がらないままの岸和田入りだった。

 だが、「初戦の眞杉のレースを見たら強かったので、仕方ない」と、たたきのめされたのもうなずける走りに自信回復。2日目に休みが入っての2走目には「一日休んで体に張りがなかった。刺激が入ったので日に日に良くなる」とさらに上向きそうだ。

 昨年も連勝スタート。だが青龍賞7着、準決6着と尻すぼみだった。「今年はそんなことがないように」と気を引き締めることも忘れない。

 目標とする選手は、関東の先輩ではなく「自分の理想は郡司さんなんです。スタイル、タイプ的に目標にしています」。
その郡司浩平は青龍賞で松井宏佑の番手。別線勝負となった眞杉を倒すだけでなく、郡司を横目に思い切りのいいスパートでレースを制圧する。

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初めて別線勝負した佐々木悠葵(右)と笑顔でレースを振り返る吉田拓也
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