【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】太田海也は脇本雄太に苦杯も競技にはない「味方」を実感
 2回目のGⅠ決勝切符をゲットした。太田海也(25)=岡山・121期・S2=が、準決9Rを2着で突破した。


 後ろ攻めから上昇したが、松本貴治の先切りでなかなか前に出させてもらえなかった。それでも踏み上げてハイスピードで打鐘前で先頭。そこからは、「ペースを緩めると山田庸平さんや松本さんが追い上げてくる」とハイスピードのまま2周先行。最後は後方で脚をためていた脇本雄太の捲りに屈したが、見事なロング発進だった。

 それでも本人は、満足できていない。「デビューしてから全然成長できていない」と2着に敗れたことを悔しがった。

 後方の清水裕友にも援護を受けて「裕友さんのおかげで2着に残れて決勝に乗れた」と感謝した。「自分が勝つために走るが、仲間が付いている。自分の力以上のものが、裕友さんがついているので出せている」と自転車競技のケイリンなどにはないライン戦の心強さを実感。その中で「乗れたからには、取るつもりで走る」と初タイトルへ意欲を燃やす。

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準決9R、脇本雄太に抜かれての2着に渋い表情の太田海也
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