着差80センチの大逆転で優出を決めた中田竜太
中田竜太(37)=埼玉・104期・A1=が、大逆転で2着ゴール。3節連続の優出を果たした。
2号艇で臨んだ準優11Rは、津留浩一郎の欠場で5艇立てのレースとなった。3番手から2番手を走る梶野学志にジワジワと距離を詰め、3周2Mで会心のターン。「ギリギリでしたね」。ゴール間際、80センチの僅差で逆転2位となり優出切符をつかみ取った。
5日目はペラが壊れて前半から新ペラとなったが、「伸び以外は今節で一番良い状態だった」。節間を通して課題を残していた機力も、ここぞという場面できっちり整えた。
前節の下関で今年初V。優出は今回で3節連続となり、ここまでのリズムは決して悪くない。「自信持って優勝を狙える足ではないけど、優勝戦は展開を突けるようにしていきたい」。たとえ枠番は遠くても、持ち前の旋回力を武器に2節連続のVをつかんでみせる。