沖縄県の北中城(きたなかぐすく)村で議員を務める異色のレーサー。参議院選挙の直後とあって練習は不十分の状態だったが、それだけに勝負勘と集中力を普段以上に研ぎすませた。初手から中団の4番手を追走すると、鐘3半、終1角で立て続けにインを突いて3番手、(樋口開土の)番手とポジション上昇。終4角からは「せめて(関根)彰人だけでも準決に」と、残りの力を振り絞って前に踏み込むと「伸びましたね。自分でもびっくりした」と沖縄両者でワンツーが決まった。
作戦コメントは「中団中団」が決まり文句で、隙があれば先行もこなす巧者は「今年初1着ですよ。3連単の配当は7万円? つきましたねぇ」としてやったりの表情を浮かべていた。
■小倉競輪 開催一覧(出走表・予想)
■小倉競輪 ニュース一覧
予選4Rで前々に攻めて1着をゲットした屋良朝春