【ボートレース福岡(サマータイム)一般】篠原飛翔「今は地に足がついてきた」コツコツと身につけた地力を糧にA1復帰へ

不利枠の6号艇で2着を奪取した篠原飛翔


 成長した姿を見せた。篠原飛翔(26)=福岡・124期・A2=は初陣となった初日8Rで6コースから道中でさばいて2着を奪取。
「2着競りで先着できたのは初めてかも」と師匠の渡辺浩司を競り落とす好ファイトを披露して、不利枠から値千金の8ポイントを獲得してみせた。

 成績通りに機力も好ムード。前節に水摩敦が節一級の伸びを誇った49号機は今節も健在で、「行き足がすごくいいし、伸びもいい。回ってからも進んでいる」と直線系統には手応えを口にする。フレッシュルーキーを務めた当地は調整もお手の物で、さらならパワーアップが見込めるのも大きなプラス材料だ。

 フレッシュルーキー時代にA1に昇格しながら、その後は低迷していたが前期(昨年11月~今年4月)は4期ぶりにA級に復帰。今期(5月~)は現在勝率5.97と好調で、A1復帰も視野に入ってきている。「A1になった時は勢いだけという感じで、何か自分がフワフワしていました。完全な実力不足。まだまだだけど、今はターンも調整も理論を理解できて地に足がついてきたと感じています」

 級別はA2でも地力は今の方が確か。だからこそ〝次〟への意欲も増している。「今度A1に昇格できたら、本物の実力がついてきたと思える。
だから3大特選で活躍して、自信を付けたいです」。味わってきた悔しさは決して遠回りではない。コツコツと身につけた地力を発揮して、A1復帰への道を切り開く。

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