【函館競輪(ナイター)GⅠオールスター】後輩に言われるがまま合宿を重ねた吉田拓矢が快勝「自転車は言うことなし」
 オリオン賞11Rは吉田拓矢(30)=茨城・107期・S1=が、上がり11秒0の捲りで制した。

 打鐘前から先行態勢に入った松井宏佑と、残り1周でカマした藤井侑吾の先陣争いは、藤井が松井を残り1周で叩き切る展開。
両者の動きを見極めた吉田は、2角過ぎに6番手からスパート。前団を直線半ばで乗り越えた。

 「前が掛かっていたので厳しいと思ったが、後ろに坂井洋君がいるので仕掛けた。うまく回せて踏み切れました。自転車は言うことなかった」と自らのスピードに納得だ。

 前回の京王閣GⅢ後は、関東の後輩の眞杉匠と汗を流した。「眞杉君に言われるまま合宿に行った」。長野、宇都宮、取手と、眞杉との練習を重ねての函館入りだった。

 その成果が早速出た。そして3日目のシャイニングスター賞では眞杉の後位を回る。7月のサマーナイトF、京王閣GⅢと決勝で連係して、ともに吉田は準V。練習でも本番でも連係を重ねている関東の新ツートップが、最北バンクでも輝きを放つ。


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合宿を重ねてオリオン賞を制した吉田拓矢


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