
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
「何とかですね」。準優11Rに登場した古賀繁輝(39)=佐賀・94期・A2=が、追いすがる森永淳の猛攻をしのいで2着を堅守。
機力の仕上がり面は良好。「グリップとスリットの足がいい」。大きな武器となる直線の力強さは、優勝戦を争う他5人と比較しても最上位級だ。それだけに、やるべきことはただひとつ。「あとはSのキレですね。行けるだけのSを行きたい」
後期勝率は5.58にまで落ち込み、A1の称号を失った。ただ、「体の調子が悪くて休むことが多かった」。体調面に不安を抱えていたことが調子を落とした要因だ。「いい時も悪い時もあるけど、今節をきっかけにまた頑張りたい。再来年はからつでクラシックがあるし、そこに向けても体を整えながら頑張っていきたい」
優勝戦は5号艇で登場。「最後に一発勝負したいですね」。
▼12R 古賀が全速Sで豪快な一発を狙う。5-126-126。
▼9R チルト3度の杉山勝匡をマークする山崎鉄平が間隙(かんげき)を突き抜ける。5-246-2346。
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V戦に向けて「一発勝負したい」と意気込む古賀繁輝