【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「負けた時の悔しさが強くなってきた」鈴木誠は完全復活まで諦めない


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 いよいよ一歩先の段階に来た。2023年6月の落車で腰椎を破裂骨折した鈴木誠(48)=福島・84期・A1=が目下、3連続で予選突破中と上昇ムードだ。
ケガから復帰した直後は「走れる喜び」に浸ることも多かったが、「今は負けた時の悔しさが強くなってきた」と、心境も次第に変化してきた。

 「筋力自体はケガをする前よりも増えているけど、状態はまだ7割も戻っていない」。近況の好走にも納得していないのは、S級で通算18年以上も戦ってきた実力者のプライドだろう。完全復活までの道のりは平たんではないが、それでも「諦めずに良くしていきたい」と力を込めた。▼予選6Rは、パンチ力を秘める井上公利の仕掛けから、ゴール前で鋭く突っ込む。2-3-4、1=6-4。

 ▼1R(村田奈穂)当地はデビュー初Vを飾ったバンクで相性がすごくいい。その上、痛めていた左足裏の状態が回復傾向だけに、捲り一発が飛び出してもおかしくないぞ。4-1235-1235。

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【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「負けた時の悔しさが強くなってきた」鈴木誠は完全復活まで諦めない

ジワジワと状態を戻してきた鈴木誠

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