【函館競輪(ナイター)GⅠオールスター】九州を支え続けてきた89期コンビ ドタバタの末のワンツーに笑顔
 3日目3R、九州を支えてきた89期コンビのワンツーが決まった。

 先行型として風を切っていた吉本卓仁(41)=福岡・89期・S1=は、追い込みに転向。
「マーク戦はまだ手探り。久留米の先輩方にアドバイスをもらっている」と勉強中だ。

 この日は、自力自在に戦う山田英明をマーク。以前なら前後逆だったが、差し切ってのワンツーだった。

 函館には前検日当日に入ったが、「結構、大変で疲れました」。前検日前日に福岡空港から羽田経由で函館空港に着く予定だったが、羽田行きが大きく遅延。「それで函館行きに乗り継げなかったんですよ」。それからはドタバタだった。

 「お盆のラッシュで飛行機がなく、東北新幹線しかなかった。でも函館にはその日に届かない。青森や盛岡ではホテルが取れなかった。仙台に宿が取れたのでそこで宿泊。
当日入りの仙台からの新幹線もギリギリ取れた感じです。お盆の遠路は思った以上に厳しいですね」と苦笑いだ。

 だが「ヒデさん(山田)にすごい気合で走ってもらった。うれしいです」と疲れも吹き飛んだ様子。敗者戦とはいえ40歳を超えてのGⅠ同期ワンツーに、2人とも笑顔が絶えなかった。

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3日目3Rで1着の吉本卓仁(右)と2着の山田英明
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