【ボートレースからつ(モーニング)一般】7月に地元でデビュー初Vを飾った一色凌雅「いまだに実感が湧いていません」

7月に初Vを飾り心身ともに充実一途の一色凌雅



 初日は4Rに1号艇で登場した一色凌雅(26)=愛知・124期・B1=だったが、Sを踏み込んだ外枠勢のまくりにのみ込まれて3着が精いっぱい。

 それでも、「出足に振られているけど、バランスも取れている。
あとは自分がどれだけ乗れるか」。機力には十分な手応えを得ているだけに、すぐにスイッチを入れ直した。

 7月に蒲郡のルーキーシリーズで悲願の初V。「(地元の)蒲郡で、しかもルーキー(シリーズ)。舞台が整っていたし夢のようでした」。2019年5月のデビューから6年で訪れた待望の歓喜の瞬間。「準優に乗れたのも運が良かった。出来過ぎだし、『まさか』って感じでした。やり遂げたというよりも、『やっちゃったな』って感じで、いまだに実感が湧いていません」と振り返った。

 失敗をバネにはい上がれたことも大きな財産だ。「大妨害をしてしまいました」。前期末だった4月末(蒲郡)のイン戦で、1周1Mで大きく振り込んでしまい妨害失格。
「それ以来、正直ボートに乗るのも怖かったです。5、6月は勝手に苦しんでいました」

 それでも、「7月から徐々に乗れるようになってきました」。好転しかけた中で、つかみ取ったその初V。「自分は何かあると考え込んでしまうタイプ。でも、(調子が)良くても悪くても流れに身を任せていれば、いいことがあるんだなと思いました。そのことに早く気付くことができて、幸せだなと思います」

 2日目は1、9Rに登場。「足がいい分、真価が問われる一節間だと思う」。大きな飛躍への第一歩を踏み出したばかりの若武者が、今節もありったけの力を振り絞る。

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