
北海道で事実婚の妻3人、子ども2人と一緒に暮らし、「一夫多妻のヒモ男」として知られている渡部竜太(わたなべ・りゅうた)さん(36)。3月10日に第3夫人・千晴(ちはる)さん(27)が双子を出産したことが話題になっている。
第3夫人・千晴さんが緊急手術で双子を出産
「一夫多妻のヒモ男」としてテレビやYouTubeなど数多くのメディアに出演し、YouTuber・インフルエンサーとして活躍中の渡部竜太(わたなべ・りゅうた)さん(36)。
現在、渡部さんは第1夫人・陽咲(ひさき)さん(23)、第2夫人・彩花(あやか)さん(37)、第3夫人・千晴(ちはる)さん(27)の妻3人と、陽咲さんとの第2子・えまちゃん(2)、千晴さんとの第1子・とあくん(1)の子ども2人の、総勢6人で暮らしている。さらに、渡部さんには別居中の第4夫人もいるという。
3月10日には第3夫人・千晴さんが帝王切開で双子の女の子を出産。現在、入院中の双子が退院したら、渡部さんファミリーは総勢8人暮らしになる予定だ。
そこで今回、渡部さんと千晴さんにインタビューを行ない、出産を終えた心境を聞いてみた。千晴さんは出産後の病室からリモートで取材に答えてくれた。
――この度、双子のご出産おめでとうございます! 出産日が急に決まったとのことですが、そのときの状況は?
渡部竜太さん(以下、渡部さん) もともと出産予定日は3月後半だったんです。それで、僕は3月17日に東京で「新しい夫人オーディション」の最終審査をする予定だったので、その準備をしていたら、「千晴が緊急手術をする」という連絡が入って…。
夫人オーディションに参加予定だった女性たちに事情を話し、東京に行く予定は一旦キャンセルしました。
千晴さん(第3夫人。
でも、無事に手術が終わって、元気な双子が産まれてきてくれて本当によかったです。産声を聞いた瞬間、涙が出ました。
渡部さん こうなる心の準備はできていたので、緊急手術が決まったときは「いよいよ来たか」って感じだったんですが、すごく慌ただしい1日になりましたね。
千晴が担架で手術室に運ばれていくとき、僕は歩きながら先生の説明を聞いて、同意書を書くくらいバタバタしていました。
千晴さん 今回の出産は私にとって第2子と第3子になるのですが、第1子の自然分娩と今回の帝王切開では全然違いました。
帝王切開は麻酔をしているから手術中、痛みはないけど意識はある状態なので、不思議な感覚でしたね。だから、けっこう冷静に「もうお腹切ってるんですか?」とか先生と話しながら出産しました。
「『何が起こるかわからないな』と思って手紙を書いた」
――千晴さんは現在、入院中とのことですが入院生活はどうですか?
千晴さん やっぱり、お腹に傷があるのでまだ少し痛みはあります。立ったり座ったりすると痛むし、今はゆっくり動くことしかできないです。
今は母子ともに入院中で、私は3月17日に退院予定です。双子は予定日よりも少し早めに生まれてきて、1800gと1700gでまだ小さかったので1、2ヶ月間くらいNICU(新生児集中治療室)に入院する予定です。
――渡部さんは出産に立ち会いましたか?
渡部さん 手術中は病院のきまりで中に入れなかったので、終わるまで待機所で待っていました。千晴が手術室に運ばれて行く前に、僕に手紙を渡してくれたんです。その手紙を読んで、思わず涙が出ました。
手術中は母子ともに健康であることをひたすら願っていました。無事に手術を終え、双子と初めて対面したときは感動のあまり、また涙があふれてきました。
命がけで双子を産んでくれた千晴には感謝の気持ちでいっぱいです。
――千晴さんはどうして手紙を書こうと思ったんですか?
千晴さん 今回、初めての双子の出産だったので、「何が起こるかわからないな」って思ったんです。それに、竜太(渡部さん)をはじめ、第1夫人の陽咲(ひさき)ちゃんと第2夫人の彩花(あやか)ちゃんには妊娠中たくさんサポートしてもらったので、「感謝の気持ちを込めてみんなに宛てた手紙を書こう」と思い立ちました。
――無事に出産したことに対して他の夫人たちの反応は?
渡部さん 他の夫人たちは出産中、車の中で待っていて、無事に産まれたと知ったときはとても喜んでいましたね。
今回産まれた双子もえま(2)(陽咲さんとの第2子)も女の子なので、きょうだいの中で男の子はとあ(1)(千晴さんとの第1子)だけなんです。
それで、他の夫人たちと「家族8人中、男は2人だけだね」「女の子同士で団結しそうだね」という話をしました。もし、家族喧嘩になったときは、とあが孤立しないように僕は仲間でいてあげたいと思います(笑)。
「YouTubeは『質の高いホームビデオ』という感じ」
――前回のインタビューで渡部さんは「僕たちはYouTuberなので、人生すべてさらけ出してやろうと腹をくくってやっている」と語っていましたが、千晴さんは出産前後の様子をYouTubeで公開することに抵抗はなかったですか?
千晴さん なかったですね。むしろ、帝王切開ではなくて自然分娩だったら立ち会って産んでるシーンを撮ってもらうこともできたと思うんですよ。「そっちのほうが動画的におもしろかったかな」って思います。
妊娠、出産って人生の中でそう何度もあることじゃないと思っているので、YouTubeは「質の高いホームビデオ」という感じで記録に残るからやっててよかったですね。
ただ、YouTubeの動画内で出産前に書いた手紙を公開されたのは、さすがにちょっと恥ずかしかったです(笑)。まさかそこまで動画にされるとは思っていませんでした。
今後もこの家族から目が離せない。
インタビュー後半では、渡部さんが冒頭に話した「新しい夫人オーディション」についてくわしく聞いてみた。
また、渡部さんは千晴さんが出産直前の3月12日に「俺の精子欲しい女性DM下さい。ボランティアで配ります!54人の赤ちゃん作るのは過程であり無限に進む!令和の日本No. 1になる。」とXにポストした。これについて千晴さんの本音は…?
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班