
4月7日19時頃に静岡県掛川市内の高速道路のトンネルで衝突事故を起こし、搬送先の病院で院内を徘徊、その動きを止めようとした看護師に暴行するなどし傷害容疑で現行犯逮捕された広末涼子容疑者。9日14時、同県浜松西署から静岡地検に送検された。
9日14時、広末涼子容疑者・静岡地検へ送検
8日に傷害の疑いで現行犯逮捕された俳優の広末涼子容疑者。その後の報道で、事故直後からのさまざまな“奇行”が明らかになった。
事故直後のトンネル内に駆けつけた警察官を前に、立ったり、座ったり、歩いたりと落ち着かない様子だったという広末容疑者。
その後に搬送された病院でも院内を徘徊し、静止を促した看護師に暴行したため傷害容疑で現行犯逮捕された。すぐさま浜松西署に連行されると、捜査員らはアルコール検査や薬物使用を調べる尿検査の実施を求めたという。
現地の取材に当たっているワイドショー記者は言う。
「県警は傷害容疑だけでなく薬物使用の疑いも視野に捜査をしていました。簡易鑑定をしたがシロと出ており、本格的な検査なども行われたとのことです。
県警は他にも車の中の捜索もしたようです。とはいえ広末さんの車といえば、テスラやポルシェといった乗用車で、今回事故を起こしたジープはおそらくマネージャーの車だと思われます。傷害事件も大きな怪我をおわせたわけではない。釈放される可能性もある」
そして9日14時の静岡地検への送検時の様子はこう語った。
「送検される30分ほど前に、浜松西署の担当者から“署の脇のガレージ横の護送バスの後ろに停めている白のキャラバンで出る”などのレクが行なわれました。我々は14時に向けて身構えていたところ、14時ちょうど、広末容疑者は女性捜査員を含む数名の捜査員に囲まれてキャラバンに乗り込んだ様です。でもその姿は一切見えず、いつどのように入ったかも見えませんでした」
また、キャラバンも車内が一切見えない厳重態勢だったようだ。
「キャラバンの前方にも金網と扉のようなものがついており、車体の横にもカーテンがあり、車内の様子はまるでわからずでした。周囲の報道陣らは“あー、やっぱなんも見えないわ”とか、“なんか静岡県警全体で撮らせない風潮があるとかないとか、聞きますよね”などという声も上がっていました」
「なぜ私を病気扱いするのか」と怒ることもあったようです…
今後の広末容疑者の捜査はどうなるのか。
「事故を起こす前のサービスエリアで奇行も目立っていたという広末容疑者ですが、送検時は完全に落ち着いていたようです。とはいえ精神状態も心配されており、しばらく表舞台に出てくるのは難しそうですね」(前出のワイドショー記者)
一部週刊誌報道では広末容疑者を知る関係者が「仕事に家事や育児に忙殺される中で、精神が崩れる場面も少なくなかった」とも答えている。週刊誌記者は言う。
「事務所関係者や元夫のキャンドル・ジュンさんから病院で診てもらうよう促す場面もあったようだが、それに対し『なぜ私を病気扱いするのか』と怒ることもあったようです。今回、病院内で暴れたのも、病気扱いされるのが嫌だったのでしょうか…」
病気であってもなくても、まだ未成年の子ども3人を抱える母親でもある広末容疑者には、どうか心身ともに健康であってほしい。事務所が「当面の間すべての芸能活動を自粛する」と公表したのだから、今後は十分に休養をとることを願うばかりだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班