近畿大会ベスト4の天理が3年ぶり27回目の選抜に挑む。

投手陣は元々外野手を務めていた下坊大陸が中心となる。最速141キロの直球とスライダー、チェンジアップで打者を翻弄する。昨秋の公式戦では31回1/3を投げて奪三振が30とイニング奪三振能力があり、ゲームメイクを得意とする。昨秋は背番号5の伊藤達也は最速144キロを誇り、三塁手から投手にあがるパターンもある。背番号10の酒井大成や背番号19の橋本桜佑などが揃い、継投で勝ち上がった。

打線の軸は上位1・2番に注目したい。1番を打つ赤埴幸輝は昨秋公式戦で打率.484を叩き出し、リードオフマンとしての活躍をみせ、続く2番の永吉峻也も打率.348・打点8と攻撃型2番として躍動した。中軸は打率348・打点7の吉田泰輝が3番を打ち、4番に座る富田祥太郎はチームトップの8打点を記録した。5番の伊藤達也はチームトップの2本塁打、6番を打つ石黒輝慶は打率.375の高打率を残した。

2024年から天理高校に就任した藤原忠理監督が甲子園で初めて指揮をとる。天理大学の監督をつとめ11度のリーグ優勝を果たした名将が初の甲子園でどのような采配を振るか注目したい。

スポーツブルでは全31試合を無料ライブ配信。【センバツLIVE!特集ページはこちら】

編集部おすすめ