関東大会準優勝の健大高崎が3年連続8回目の選抜出場に挑む。
投手陣は昨年の春、夏甲子園で活躍した石垣元気をはじめ、複数の投手を揃える。
昨年選抜優勝の立役者となった背番号1の石垣元気は昨秋公式戦26回を投げて防御率2.08・奪三振33個とイニング以上の奪三振を記録した。最速158キロの直球を誇り、世代を代表する右腕として注目だ。昨秋背番号10の下重賢慎は昨秋公式戦30回1/3を投げて防御率0.30・奪三振22・与四死球5と安定した投球を見せた。そのほか、背番号11の山田遼太や背番号16の島田大翔など控え投手陣の層の厚さがある。
チーム打率.390・本塁打数6と破壊力は今大会トップクラスだ。2番を打つ石田雄星は昨秋公式戦打率.433・盗塁6と小技と機動力を絡めて先の塁を目指す。3番秋山潤琉は打率.462・本塁打3本と長打力を秘めている。群馬県大会決勝では2打席連続本塁打も記録した。4番に座る佐伯幸大は打点8と勝負強い。5番の小堀弘晴は打率.484の成績を残し中軸は勝負強い。下位打線にも好打者が続き、6番の栗原朋希は打率.444の好打者。昨秋群馬県大会準決勝の前橋育英戦では満塁本塁打を放っている7番の伊藤大地らが並ぶ。
昨年の選抜でエースナンバーを背負った佐藤龍月も野手として出場できるか楽しみなところだ。投打共に全国トップクラスの健大高崎が春夏連覇に向けて充実した布陣で挑む。