東北大会準優勝の青森山田が昨夏に続き2年連続4回目の選抜出場に挑む。
投手陣は必勝リレーが自慢。背番号11の乕谷朔ノ助は昨秋公式戦25回を投げて奪三振20・与四死球は6と安定感がある。背番号10の菊池統磨は27回を投げて防御率1.00・奪三振27・与四死球6と奪三振能力に長けており、制球も良い。背番号1の下山大昂は21回を投げて防御率0.43・奪三振18・与四死球2と圧巻の成績を残した。乕谷→菊池→下山の継投が見事にハマり東北大会準優勝に大きく貢献した。下山・菊池は昨夏の甲子園でも登板を果たしており、経験も十分だ。
チーム打率.368と破壊力のある打撃陣を揃える。1番を打つ佐藤洸史郎は昨秋公式戦打率.405・本塁打2・打点8とリードオフマンとして躍動した。2番の葛西陽永は打率.406と上位が活発。中軸も3番の佐藤隆樹は打率.379・打点8を記録。4番の蛯名翔人は打率.357・打点8、5番の菊池伊眞は打率400・本塁打2・打点8と強力だ。
昨夏甲子園ベスト4の旧チームから主力が5人残り、経験や成績は申し分ない。必勝リレーも安定しており投打共に充実している。二遊間を守る、蛯名・伊藤の二遊間で失策5なのは冬のトレーニングを超えてどのように成長しているか楽しみにしたい。