タレントで、アパレルブランド「Tostalgic Clothing」のデザイナー兼プロデューサーのpecoが7月12日、自身のインスタグラム(@pecotecooo)を更新。夫であったりゅうちぇるさんがこの世を去ってから2年の月日が経ったことを受け、現在の心境を長文で綴った投稿が大きな反響を呼んでいる。

【画像】「空を見上げるより、地に足つけて」pecoが綴る“りゅうちぇる不在の2年”に、共感と感動の声

pecoは、7歳となった息子・リンクくんとの日常を交えながら、「今日で2年だけれど、この日だからとあらたまって何かをするのではなく、日常に自然とりゅうちぇるがいる」と綴る。リンクくんが「ダダこんな変なことよくしてたよね~」と楽しげに語る姿に、「その存在が、わたしを悲しみに沈ませず支えてくれている」と感謝を表現した。

よく聞く「空から見守ってくれている」「蝶になって会いに来てくれた」という言葉を“ファンタジーにすぎない”と感じてしまう時期もあったと率直に吐露。「希望を託すのではなく、今ここにいる自分自身や子どもたちの成長を見て、しっかり地面を踏みしめて前を向く。向きたい、向くしかない、向くんや!と思って過ごしてきた」と語り、現実を受け止め、そこに立ち続ける強い姿勢を示した。

【画像】ぺえ「りゅうちぇるをいつも以上に感じたくて 沖縄に」

投稿には、公開から5時間で7万件以上の「いいね!」が寄せられた。

コメント欄には、「ぺこちゃんが感じてきた、間違いなく確かに在る愛こそが本物」「ずっと応援してます。強くて優しいお母さん」「同じような気持ちで読んで泣きました。共感しかないです」「今日もYouTubeでりゅうちぇる観てました…元気をもらってます」など、pecoの言葉に背中を押されたという声や、りゅうちぇるさんへの変わらぬ想いが寄せられている。

投稿の最後には、控えめな願いが添えられていた。「りゅうちぇるがなんらかのかたちで、しっかり息子の成長を感じていてくれたらいいなぁ」

過去でも未来でもなく、“今”を大切に生きることの美しさをpecoが教えてくれるようだ。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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