斎藤佑樹が今回足を運んだのは、和歌山県・市和歌山高校。春9回、夏6回甲子園出場の経験のある強豪校だ。
「みなさん、高校野球は好きですか?」2025年センバツ高校野球大会で選手宣誓で問いかけた川邉謙信主将。
「高校野球の素晴らしさを周りの方々に知ってもらいたかった」
野球人口の減少にも触れた選手宣誓、込められた想いも語った。
野球人口の減少が進む中、市和歌山の半田監督が中心となり“ちびっこやきゅうチャレンジ”取り組んでいる。
8年続くちびっこやきゅうチャレンジは直面する課題も乗り越え、目指す未来を語る。
「みなさん、高校野球は好きですか?」
2025年センバツ大会、開会式での選手宣誓でこう問いかけたのは、市和歌山の主将・川邉謙信である。
「高校野球の素晴らしさを、より多くの方に知ってもらいたかった」と語る川邉の言葉の裏には、年々進む野球人口の減少という現実があった。
この課題に向き合っているのが、市和歌山の半田監督だ。和歌山県内の高校球児たちがちびっこたちに野球を教える「ちびっこやきゅうチャレンジ」は8年にわたり継続され、野球の楽しさを伝え続けてきた。
「甲子園球場での熱い戦いが100年続いていけるようになればと思う」と語る半田監督。その姿勢に、斎藤佑樹も「こういう活動を継続していってほしい」とエールを送る。
野球王国和歌山も含めて日本の高校野球界が甲子園球場での戦いが100年続くようになればと願う、未来の高校球児へ繋ぐ責任を感じられた。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部