元女子バレーボール日本代表の佐藤美弥(@m.sato8)が8月25日にインスタグラムを更新した。
HEROsチームの一員として富来八朔祭礼に参加したことを報告した。
投稿では「富来地域は能登の震災により甚大な家屋被害を受けた地域です」と記し、祭りの最中に街を歩いても倒壊した家屋や瓦礫、撤去後に更地のまま残る区画が見られ、いまだ震災の影響を感じたと伝えた。さらに「最後の写真は瓦礫が球場に積まれている様子」と説明。震災前の賑わいを取り戻すべく今年の富来八朔祭礼が開催された意義にも触れている。
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地域の人々と肩を並べて祭礼に参加した佐藤美弥。被災地の現状を自らの言葉で伝え、復興への思いを共有する姿勢が印象的だ。競技の枠を越えて社会に寄り添う取り組みは、多くの人の背中を押すはず。祭りの熱気が、復興の歩みに確かな力を与えていく。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部