「高校野球」のニュース (10,000件)
-
【夏の甲子園2025】「平和に感謝できる人間をつくりたい」 開星・野々村監督が一度は終えた高校野球の世界に再び身を置く意義
8月6日、開星(島根)対宮崎商(宮崎)の試合後の勝利監督インタビュー。テレビ中継社のアナウンサーから仙台育英(宮城)との2回戦への意気込みを聞かれた開星の野々村直通監督は、こう答えた。「もうね、大横綱...
-
高校野球史に残る「炎上試合」の舞台裏を当時の武相4番・渡部おにぎりが振り返る 先輩・塩見泰隆の「バケモノ」ぶりも明かす
学校での部活を取り巻く環境が変化し、部員数減少も課題と言われる現在の日本社会。それでも、さまざま部活動の楽しさや面白さは今も昔も変わらない。この連載では、学生時代に部活に打ち込んだトップアスリートや著...
-
【夏の甲子園2025】ノーサイン野球は自由じゃない! 弘前学院聖愛が実践する「思考力を育てる」高校野球の新しい形
弘前学院聖愛流「ノーサイン野球」の本質(前編)今年春の選抜で、初出場のエナジックスポーツ(沖縄)がノーサイン野球で話題になった。「ノーサイン」という言葉によって、相手は「何をやってくるかわからない」と...
-
【プロ野球】大学中退、引きこもり、アルバイト生活...元ロッテ・岡田幸文が振り返るプロ入りまでの壮絶人生
元ロッテ・岡田幸文インタビュー(前編)名門・作新学院で甲子園出場を果たせず、大学では左ヒジのケガのより中退。そんな挫折の日々を経て、クラブチームの「全足利クラブ」で再びグラウンドに立った岡田幸文。数々...
-
【夏の甲子園2025】沖縄尚学・歴代ベストナイン 選抜優勝投手を筆頭にピッチャー陣は豪華布陣
甲子園名門校の歴代ベストナイン〜沖縄尚学編8月5日に開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。これまで高校野球の歴史に名を刻んできた伝統校から甲子園初出場を果たした新鋭校まで、49の代表校が熱い戦...
-
【夏の甲子園2025】東洋大姫路・木本琉惺の「下剋上物語」 あきらめかけたレギュラーの座を8割バントの練習でつかんだ
東洋大姫路・木本琉惺「下剋上物語」(後編)このままでは、自分の高校野球が終わってしまう──。進退きわまった木本琉惺は、自分に何ができるかを自問自答した。【3年春の県大会で初のベンチ入り】「自分にはパワ...
-
【夏の甲子園2025】名門対決で異彩を放った4本の木製バット 花巻東と智辯和歌山のそれぞれの狙いと戦略とは?
両チーム合わせて4選手が木製バットを使う。近年の高校野球で、そんな試合を初めて見た。8月8日、甲子園球場での花巻東(岩手)対智辯和歌山(和歌山)の1回戦。花巻東、智辯和歌山ともに2選手ずつ、木製バット...
-
【夏の甲子園2025】北海・歴代ベストナインを選出! 1試合5盗塁の韋駄天にプロ通算打率3割超えレジェンドまで多士済々
甲子園名門校の歴代ベストナイン〜北海編連日、熱い戦いを繰り広げている第107回全国高等学校野球選手権大会。これまで高校野球の歴史に名を刻んできた伝統校から甲子園初出場を果たした新鋭校まで、49の代表校...
-
【夏の甲子園2025】東北学院「悲運のエース」が語るあの夏の真実 愛工大名電に勝利→出場辞退
東北学院「悲運のエース」が語るあの夏(前編)伊東大夢という選手のことを「悲運のエース」と記憶する野球ファンは多いだろう。2021年夏。高校野球宮城大会で圧倒的な優勝候補に挙がっていたのは、伊藤樹(現・...
-
【夏の甲子園2025】智辯和歌山・歴代ベストナイン! 打てる捕手に天才打者トリオ、今秋のドラフト候補も
甲子園名門校の歴代ベストナイン〜智辯和歌山編8月5日に開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。これまで高校野球の歴史に名を刻んできた伝統校から甲子園初出場を果たした新鋭校まで、49の代表校が揃っ...
-
【高校野球】前田悠伍の再来か!? 聖隷クリストファーの2年生左腕・髙部陸が圧巻の投球で悲願の甲子園まであと1勝
本物は、誰が見ても本物とわかる。聖隷クリストファー・髙部陸(2年)の圧巻のパフォーマンスを見て、そう実感した。【圧巻の4イニング完全投球】7月26日、高校野球静岡大会準決勝・聖隷クリストファー対藤枝明...
-
【夏の甲子園2025】仙台育英・歴代ベストナインを選出! 佐藤由規、大越基、郡司裕也ら豪華布陣
甲子園名門校の歴代ベストナイン〜仙台育英編ついに開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。これまで高校野球の歴史に名を刻んできた伝統校から甲子園初出場を果たした新鋭校まで、49の代表校が揃った。そ...
-
【高校野球】戻らなかったストレート 横浜に敗れた東海大相模・福田拓翔が高校最後のマウンドで見せた「エースの意地」
東海大相模・福田拓翔(3年)の投球練習を1球見た時点で、察するものがあった。──やはり、戻りきらなかったか......。福田は今年のドラフト上位候補と目された大器だった。ところが、今年3月に右ヒジ痛を...
-
【高校野球】れいめい劇的勝利で45年ぶり決勝進出 左腕エース・伊藤大晟が11奪三振の快投でドラフト戦線に急浮上
どんでん返しに次ぐ、どんでん返し。7月24日に開催された高校野球鹿児島大会準決勝・れいめい対鹿児島実は、そんなドラマチックな展開だった。【大逆転勝利で決勝に進出】れいめいが2対0とリードして迎えた9回...
-
【夏の甲子園2025】山本昌が5人の「スーパー2年生」を診断 「今大会ナンバーワン」と絶賛した投手は?
山本昌のスカウティングレポート2025年夏(後編)前編:「山本昌が3年生の好投手8人を解説」はこちら>>球界のレジェンド・山本昌(元・中日)が、甲子園の有望投手を徹底分析する恒例企画。後編では甲子園を...
-
【高校野球】九州国際大付にとんでもない逸材 「背番号10」がシートノックで披露した異次元の強肩に球場騒然!
衝撃のシーンは、試合前に訪れた。7月23日、久留米市野球場での高校野球福岡大会準々決勝。九州国際大付対八女学院の試合前に、シートノックが行なわれていた。【辰己涼介の域を目指せる強肩】九州国際大付は下級...
-
夏の甲子園大会期間中に7球団10人のスカウトが集結 花園大・藤原聡大は「もうドラフト上位じゃないと獲れない」
──いったい何人のスカウトが集まるんだ?京都府京都市北区。神山(こうやま)の裾野に建つ京都産業大学野球場に、異変が起きていた。バックネット裏にしつらえられた小さなスタンドに、プロ球団のスカウトがひとり...
-
ヒロド歩美が見てきた「甲子園の涙と笑顔」の舞台裏 勝者も敗者も控え部員も取材するわけ
ヒロド歩美さんインタビュー後編(全2回)多くの人を惹きつける高校野球。その最前線で取材を続けるフリーアナウンサーのヒロド歩美さんは、プレーの裏側にある「物語」を伝えることに情熱を注いできた。なぜ勝者だ...
-
【夏の甲子園2025】先発完投時代から投手分業制へ 移行がもたらした選手の出場機会と成長のチャンス
指揮官の言葉が変わった。東海大熊本星翔(熊本)との1回戦で、打撃戦の末に7対10で敗れた北海(南北海道)の指揮官・平川敦は試合後にこう語った。「投手陣はそれぞれが役割を果たしてくれたと思います。南北海...
-
【夏の甲子園2025】現地取材記者5人が選ぶ大会ベストナイン前編 聖地を沸かせた珠玉の名プレーヤーたち
夏の甲子園2025ベストナイン(前編)夏の甲子園は、沖縄尚学の優勝で幕を閉じた。大会期間中に起きた広陵の出場辞退など、暗い話題もあったが、選抜王者の横浜をタイブレークの末に破った県岐阜商の快進撃など、...
-
【高校野球】「日本に来てよかった」甲子園を目指すドミニカ人留学生と森繁和の知られざる育成ストーリー
7月16日、時折雨が吹き込む宇都宮清原球場のスタンドは、閑散としていた。そんな高校野球・栃木大会2回戦の試合会場に、プロ野球チームの元監督が座っているなんて、あまり想像できなかったに違いない。【かつて...
-
【高校野球】創部5年目の福岡・八女学院がベスト8進出 指揮官は新庄剛志、牧原大成らを育てた74歳の名伯楽
激戦区の福岡を勝ち上がり、創部5年目にしてベスト8入りを果たしたチームがある。八女学院(やめがくいん)は1923年創立と、100年を超える歴史のある高校だが、硬式野球部は2021年、もともとあった軟式...
-
【夏の甲子園2025】SNS、甲子園も騒がせる開星・野々村直通監督が語った引き際「グラウンドで死ぬなんてダメ」
【SNSで騒然となった「玉砕」の表現】試合前から、73歳の"やくざ監督"はメディアへの警戒心をのぞかせていた。「私が『玉砕』などと言うと、またマスコミから『軍国主義』と言われかねないから。語弊があれば...
-
【高校野球】プロ注目のスラッガー、昌平・櫻井ユウヤを支える母の愛 弁当100個に込めた甲子園への願い
越谷市民球場の選手・関係者出入口から姿を現した櫻井ユウヤ(昌平3年)に、女性からの声援が飛んだ。櫻井は弾けるような笑顔を見せ、「ありがとう」と礼を伝えた。「すみません、うるさいですよね。あれ、母です」...
-
運命の甲子園決勝の舞台へ 背番号9の控え左腕・柏葉勝己が語る41年前の「取手二の夏」
甲子園優勝から41年〜取手二の背番号9の控え左腕が語る「奇跡の夏」(前編)1924年の開場以来、甲子園に60年ぶり「甲子(きのえね)」の年が巡ってきた1984年は、スコアボードが電光式にリニューアルさ...
-
【夏の甲子園2025】尽誠学園・奥一真が圧巻の1試合3盗塁 前年覇者・京都国際を揺さぶった小兵の意地
甲子園で光ったスーパー走塁術(後編)8月16日の第3試合の京都国際(京都)対尽誠学園(香川)では、手に汗握るクロスゲームが展開された。熱戦のなかでとびきりの存在感を見せたのが、尽誠学園の奥一真(3年)...
-
【高校野球】女子マネージャーの涙の手紙が崩壊寸前のチームを救った 千葉商大付の復活ストーリー
千葉商大付「大人マネージャーと高校生マネージャー」の絆(後編)1982年春のセンバツに出場した実績を持ち、近年は2023年夏の千葉大会でベスト4に進出した千葉商科大学付属高校野球部だが、2024年秋に...
-
【高校野球】春の大阪大会で公立校唯一のベスト8 堺東の快進撃はいかにして起きたのか?
堺東高校「公立1位から大阪1位」への挑戦(前編)7月5日、京セラドームで高校野球の大阪大会が開幕した。かつては大阪大会ならではの醍醐味だった「ノーシード制」は廃止され、2021年から他府県にならって「...
-
【高校野球】千葉商大付を陰で支える現役看護師の大人マネージャー 「子どもたちの心と体の変化に気づく存在でありたい」
千葉商大付「大人マネージャーと高校生マネージャー」の絆(前編)昨今の高校野球では甲子園常連の強豪私学だけでなく、公立校でも外部指導者を招くチームが増えている。打撃や投球、走塁、守備を教える臨時コーチに...
-
【高校野球】「自分たちは強いと思っていません」 選抜王者・横浜高が全員野球で歩む再出発の夏
横浜高校野球部の長浜グラウンドのベンチには、いくつものメッセージが書かれたホワイトボードが立てかけられている。たとえば、打撃については「豪打一新」、投手陣には「緩急自在」、捕手陣には「大胆不敵」、守り...