川崎宗則が日本球界復帰へ? ソフトバンク12億円を用意

川崎宗則が日本球界復帰へ? ソフトバンク12億円を用意

108年ぶりにワールドシリーズ優勝を果たした、MLBのシカゴ・カブス。同球団に所属する川崎宗則が日本球界に復帰するかもしれないというニュースが舞い込んできた。日本では、俊足を活かした走塁や2度のゴールデングラブに輝く華麗な守備など、人気と実力を兼ね備えた川崎宗則の獲得には古巣が本腰を上げているようだ。

川崎宗則獲得に乗り出す古巣ソフトバンク

カブスに所属している川崎宗則だが、ワールドシリーズが終了した現在はフリーエージェント(FA)となり、その後の去就に注目が集まっている。

米大リーグ選手会は3日、ワールドシリーズ終了を受けてフリーエージェント(FA)になった139選手を発表し、日本選手ではレッドソックスから上原浩治、田沢純一の両投手、カブスの川崎宗則内野手がリストに入った。
上原浩治、田沢純一、川崎宗則がFA 選手会が139人を発表 8日から交渉可能-産経ニュース

FAとなった川崎宗則は来シーズンの予定を明言しなかったものの、日本球界に復帰する可能性が高いとされている。移籍先は川崎宗則が2011年までプレイしていた古巣の福岡ソフトバンクホークスが有力なようだ。
来季は日本球界に復帰する可能性もある。その場合には、古巣のソフトバンクでの復帰が確実視される。

ソフトバンクは在籍時の背番号52を空け、毎年国内復帰に備えてきた。昨年カブスから復帰した和田獲得時と同等の、3年総額12億円前後をすでに準備。受け入れ態勢、資金面とも国内の他球団を圧倒している。
ムネ日本復帰も!古巣ソフトバンク最有力 3年12億円用意-スポニチアネックス

川崎宗則の日本球界復帰説は毎年恒例?

日本球界復帰説が出た川崎宗則だが、実は今回が初めてのニュースではなく、毎年日本復帰か?と囁かれている。2014年にはソフトバンク、オリックス・バッファローズ、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガースが獲得に乗り出していたのだという。

◆ 川崎の動向一覧
10月上旬
ソフトバンクが獲得意思を表明

10月26日
TBS系列の『サンデーモーニング』に生出演し、川崎は「日本もアメリカも両方を視野に入れている」とコメント

10月31日
オリックスの瀬戸山球団本部長が「川崎君の調査は今後も続けます」と語る

11月上旬
DeNAが獲得調査を始めていると報道

11月4日
阪神が獲得調査を開始する可能性があると報道

川崎宗則の今オフの動向を振り返る 来季もメジャー?それとも日本?-ベースボールキング

結局2015年シーズンは、当時所属していたトロント・ブルージェイズでプレイしたのだが、同シーズンが終了した後も日本球界復帰説が強く囁かれていた。2015年に福岡県で開催されたトークショーに登壇した際には、自身の口からも語られている。
現在、ソフトバンクを含めた国内複数球団からオファーもあり、来季所属先は未定の状態で、観客からの質問コーナーで「いずれはホークスに帰ってくる気持ちは?」との問いに「強いチームだし(帰る)可能性はあるよね。来年まだ(チームが)決まってないし。でも、あくまでも可能性だからね」と慎重に言葉を選んでいた。
白髪ムネリン「玉手箱を開いた」ホークス復帰は…-日刊スポーツ

また同年、ソフトバンク・王貞治球団会長も川崎宗則獲得に乗り出していたことを明言している。
一方、ブルージェイズとマイナー契約を結んだ川崎については「ウチでやろうと、何度もメシを食いました」と話し、年俸が「10倍以上で」オファーしていたことも明かした。
王会長 松坂に期待 ムネリンに「10倍以上」年俸提示もフラれた…-スポニチアネックス

メジャーリーグとマイナーリーグを行き来している川崎宗則

今シーズンはカブスに所属していた川崎宗則だが、マイナーリーグでプレイすることが多く、昇格してもすぐにマイナー落ちといった苦しい日々が続いてしまった。

今月9日(日本時間10日)にメジャー再昇格を果たしたカブスの川崎宗則内野手が11日(同12日)にマイナーに降格した。カブスが球団公式サイトで3Aアイオワに戻ると発表した。
川崎は9日に若手カンデラリオの降格に伴う措置で今季2度目の昇格。同日の敵地パイレーツ戦に途中出場し、1打数無安打だった。今回は再昇格からわずか3日で降格となった。
川崎宗則、再びマイナーへ 今季2度目のメジャー昇格はわずか3日間-Full-count

さらに、ワールドシリーズのインディアンス戦からも登録から外れていた。
米大リーグのカブスは25日、インディアンスと対戦するワールドシリーズの出場登録選手を発表し、川崎宗則内野手は登録を外れた。
カブス川崎宗則はワールドシリーズも登録外れる-日刊スポーツ

それでも地元ファンに愛される川崎宗則

メジャーでの出場機会に恵まれず、所属チームも変わっている川崎宗則だが、ひょうきんなキャラで行く先々のチームメートやファンに愛されている。

今季、トロント・ブルージェイズからシカゴ・カブスへ移籍したムネリンこと川崎宗則選手は、新天地でも愛されまくりのようだ。なぜならオープン戦の真っ最中、最終調整を行っている段階のチーム内でムネリンは……

な、なんとチームメートの前で映画『アルマゲドン』の主題歌であるエアロスミスの「I Don’t Want to Miss a Thing」を熱唱! 大盛り上がりした渦のど真ん中にいたのである!!
【動画あり】川崎ムネリンがカラオケ熱唱! エアロスミスの名曲でチームメートを一致団結させる-ロケットニュース24

元気印のムードメーカー。川崎を語るとき、プレーよりもその人間性がしばしば取り上げられる。

マイクパフォーマンスや奇妙なダンスで笑いをとる。支離滅裂な英語でもお構いなく話しかける。ついにトロント時代の昨年には、中古車のラジオCMにまで起用された。
【白球つれづれ】永遠の“野球少年” 川崎宗則が愛される理由-ベースボールキング

2015年にチームメートから誕生日を祝われた時、地元紙にはこんなコメントも。
「川崎がどれだけ家族や友人、故郷から離れているのかを痛感しているほかの選手たちは、チーム唯一の日本人であることで彼に孤独を感じてほしくはなかった。水曜日の彼はチームメイトからの贈り物によって晴れやかな顔つきだった」

記事ではこう報じ、ジョン・ギボンズ監督の「どう説明したらよいか分からないんだが、カワサキがいるだけで何もかもより良く思えるんだ」というコメントも紹介している。
【米国はこう見ている】「カワサキがいるだけで…」 川崎宗則の圧倒的人気を地元紙が2日連続で紹介Full-count

また、ブルージェイズを去り、カブスに移籍する際には市長からもコメントが!
ブルージェイズが本拠地を置くトロントのジョン・トーリ市長もツイッターで、「ブルージェイズのクラブハウスに大きなエネルギーをもたらしてくれた川崎宗則に、最大級の幸運を祈っている」と川崎の去就に言及した。
川崎宗則のカブス入り、トロント市長も別れのコメント-CYCLE

ファンはイチローと離れることを不安視

多くの人を魅力する川崎宗則が日本球界に復帰するかもしれないというニュースに、プロ野球ファンからは「イチローがアメリカにいる間は、戻らないんじゃないかなぁ」、「ムネリンが日本に帰ってくるのはイチローさんが日本に帰るときくらいやろ…スポーツ記者ともあろう人が何を言ってるんだ」という声が上がっている。川崎の異常ともいえるイチロー愛は有名で、度々ネットで話題に。特に2014年に発売された著作『逆境を笑え』ではイチロー愛が爆発している。

「逆境を笑え」(著:川崎宗則/文藝春秋)を読むとこの疑問はあながち間違っていないことに気付く。この人本当にイチロー好きなんだな、それがこの本を読むと分かる。なにせ、221ページの中で約250回も「イチロー」という単語が出てくるほどだ。
さらにこの本ではイチローのことをさまざまな呼び名で書かれている。
「規格外のスーパースター」「光」「スーパーマン」「世界一で一番、カッコいい」「ナンバーワンの国宝」「鬼神」など。もはやムネリンにとってイチローはただの憧れでなく、ときに光となり鬼神となる存在なのだ。
ムネリン、ガチすぎるイチロー愛が大爆発 「世界で一番カッコいい!」-Excite Bit コネタ

今後の動向について、川崎自身はまだ何も決まっていないと話しているようだが、今年もその決断に注目が集まる。
米国5年目の今季は4月に5年連続でマイナー契約からメジャー昇格を果たしたが、その後はマイナー生活が続き自己最少の14試合出場にとどまった。来季去就について「もう(マイナーで)15時間バスに乗りたくないけどね。今はちょっと勘弁して。来年もアメリカでやるなんて胸張って言えない。決まったら報告します」と話した。
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