【新型コロナウイルスまとめ】に感染した芸能人について振り返る
新型コロナウイルスの拡大が続く現在、毎日のように「有名人」の感染や治療の様子が伝えられています。特に志村けんさんや岡江久美子さんの訃報は大きなニュースとして取り上げられ、日本中に衝撃を与えました。今回はお二方を含め、現在までに新型コロナ感染が確認された芸能人について振り返ります。
日本中に衝撃を与えた「志村けん」さんの死去
3月25日に新型コロナウイルス感染を公表した志村けんさん(70)。肺炎の症状を訴え検査を受けたところ、陽性だったころが判明しました。
志村さんの容体はその後急激に悪化し、3月29日に入院先の病院で死去。所属事務所によると、志村さんの葬儀は4月11日、12日に近親者のみにて執り行われたとのことです。
1970年代からコメディアン・お笑いタレントとして親しまれてきた大御所の訃報は、マスコミ関係者だけでなく大勢の日本国民に衝撃を与えました。
戦隊ヒーロー俳優「小宮璃央」さんも陽性
3月31日には、若手俳優・小宮璃央さん(17)の新型コロナ感染が発表されました。戦隊ヒーロー番組「魔進戦隊キラメイジャー」に出演中の小宮さん。撮影後に「味覚と嗅覚に違和感」を感じたことから、検査を受け陽性が判明しました。その後入院した小宮さんですが、4月9日に自身のTwitterで、無事退院したことと2週間の自宅待機に入ることを報告しています。
脚本家「宮藤官九郎」さんが新型コロナに感染
同じく3月31日、脚本家で俳優の「宮藤官九郎」さん(49)の感染も発表されました。宮藤さんは腎盂炎の治療中で、新型コロナによる肺炎の症状はないことです。
宮藤さんは4月7日に退院し、その後自宅待機。20日にはラジオ番組に電話出演し、無事回復したことと「自分の不注意で、仕事関係の人に大変ご迷惑をおかけしました」との謝罪コメントを発表しました。
ケツメイシRYOJIさんが新型コロナで発熱
3月31日には、ヒップホップグループ「ケツメイシ」のRYOJIさん(45)も新型コロナの陽性と診断されました。RYOJIさんは3月22日から発熱状態が続いていたとのことです。RYOJIさんの体調はその後順調に回復し、4月17日には医療機関のPCR検査で陰性が確認されています。
新型コロナ感染を報告した「黒沢かずこ」さん
「森三中」黒沢かずこさん(41)の新型コロナ感染が確認されたのは4月3日。発熱など風邪のような症状を感じ、味覚と嗅覚の異常も続いたため、複数の医療機関を受診していたそうです。
陽性が判明した後は自宅静養を続ける黒沢さん。4月20日には、森三中の村上知子さんの口から順調に回復していることが語られました。
発熱症状で感染が判明した「ゴリけん」さん
4月5日に感染確認されたのは、お笑い芸人のゴリけんさん(46)。3月29日朝から断続的に発熱が見られたため、福岡県内の医療機関でPCR検査を受けたところ陽性と判定されたそうです。保健所から指定された施設で療養に努めたゴリけんさんでしたが、21日に自身のTwitterで完治を報告、しばらくは自宅で健康観察を続ける予定です。
ドラマー「藤原“31才”広明」さんが新型コロナ陽性
4月6日、ロックバンド「SUPER BEAVER」のドラマー・藤原“31才”広明さん(31)が新型コロナ陽性と診断されました。
4月1日から発熱症状がみられたという藤原さん。保健所からの指示で自宅療養を続け、4月23日に公式サイトで「完治」を報告しました。
新型コロナで入院療養していた「速水けんたろう」さん
「8代目うたのおにいさん」として知られる歌手の速水けんたろうさん(58)は、4月7日に陽性と判明。3日から頭痛やせき、たん、体の痛みなどの症状を感じていました。自宅療養から入院治療へと切り替えた速水さんですが、PCR検査で2回連続の陰性が確認されたため、5月4日に無事退院したとのことです。
「ラジバンダリ西井」さんは20日間の入院
4月7日には、お笑い芸人のラジバンダリ西井さん(44)も感染確認されています。3日に発熱、その後も頭痛、腹痛、下痢、咳、全身痛、食欲減退、味覚を感じづらいなどの症状を訴えたため入院することになったそうです。
20日ほどの入院生活の後、27日のブログで退院を報告した西井さん。「沢山のあたたかいメッセージに助けられました。感謝致します」とコメントし、医療関係者への感謝を綴っています。
自宅療養する「白鳥久美子」さん
お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さん(38)も、同じく4月7日に陽性と判定されました。3月29日に嗅覚の異常を感じ、その後発熱も確認されたためPCR検査を受けていたそうです。その後は保健所の指示で自宅療養を続けていましたが、4月24日をもって健康観察を解除。以降は「不要不急の外出を控えながらの生活」を続けるとのことです。
味覚と嗅覚の異常を訴えた「山下まみ」さん
4月9日、声優の山下まみさん(32)の新型コロナ感染が確認されました。「味覚と嗅覚以外は特に問題ない」といい、保健所の指示で自宅療養をすることに。
5月4日に2度目のPCR検査で陰性と判定された山下さん、すでに自宅待機も解除されています。
肺炎の症状で入院した「富川悠太」さん
テレビ朝日アナウンサーの富川悠太さん(43)は、4月11日に陽性判定を受けました。メインキャスターを務める「報道ステーション」の本番中から痰が絡むなどの症状を感じていたという富川さん。その後は肺炎の症状も発症し、入院治療をすることになりました。その後21日放送の「報道ステーション」では富川さんが「陰性」になったという報告と、一定期間自宅療養することが伝えられています。
重い肺炎で入院が続く「与座よしあき」さん
同じ4月11日には、お笑い芸人の与座よしあきさん(43)の新型コロナ感染も判明しています。当初は「発熱、咳、倦怠感」などの軽い症状で自宅療養していた与座さんでしたが、その後「重い肺炎」のため入院したことが所属事務所によって発表されました。
アビガン投与などの治療を続ける「石田純一」さん
4月15日に感染が判明した俳優の石田純一さん(66)。沖縄に出張滞在していた10日から「体のだるさ」を感じていたといい、14日には肺炎の症状も確認されていました。「アビガン」の投与などを受けて治療に努める石田さんですが、5月12日には無事退院されています。
濃厚接触によって感染した「赤江珠緒」さん
4月15日に新型コロナの症状を発症したフリーアナウンサーの赤江珠緒さん(45)。「報道ステーション」の総合演出を務める夫が新型コロナに感染しており、濃厚接触者だったという。
赤江さんは当初自宅療養でしたが、その後肺炎が判明して入院。5月6日放送のラジオ番組に宛てたコメントでは、無事退院したことと、しばらくは自宅療養に努めることが発表されました。
肺炎で緊急入院した「住吉美紀」さん
元NHKで現在はフリーアナウンサーの住吉美紀さん(47)。4月19日のPCR検査で新型コロナの陽性が確認されました。肺炎と診断されて緊急入院した住吉さんでしたが、その後症状が安定して退院。現在は自宅療養で経過観察を続けています。
「岡江久美子」さんの突然の訃報
4月23日、女優の岡江久美子さんが新型コロナによる肺炎で亡くなりました。4月3日に発熱の症状を訴えたという岡江さん。6日に容体が急変し、ICU(集中治療室)で治療が続けられていたものの帰らぬ人となりました。
岡江さんは乳がんの手術のために2月半ばまで放射線治療を行っていたといい、免疫力の低下が重症化の原因になったと考えられています。
ベテラン俳優「和田周」さんも死去
俳優として長年にわたり活躍してきた和田周さん(81)も4月23日に亡くなりました。主宰する劇団のフェイスブックページでは、新型コロナウイルスが原因と発表されています。和田さんのお通夜、告別式は行われず、親族のみで荼毘に付されるとのことです。
最後に
ベテランから若手まで、年齢・性別・ジャンルを問わず感染者が相次ぐ芸能界。自粛ムードが続く中、感染の有無に関係なくテレビや映画の収録、演劇や舞台、コンサートなどが次々に中止されていて、業界全体が深刻な影響を受けています。大切な文化や娯楽を守っていくためにも、1日も早い終息と復興を願ってやみません。