現在開催されているドリカムのツアー「DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2009“ドリしてます?”」において、開演前のオープニングアクトとバッキングヴォーカルに出演している中澤信栄(なかざわ・のぶよし)のデビューシングル「夢物語」(3月18日発売)が、4月15日付USENインディーズ総合チャートで1位を獲得、リクエストチャートでは4週連続トップ20位台をキープし、注目を集めている。

 実は中澤は10年のキャリアを持つボーカリスト。
その大半を実力派のソウル系シンガーとして過ごしてきた。その後、スタンダード・ナンバーのカバー・ライブやアイドルへの楽曲提供を経て、2年前からドリカムのツアーに参加し、自身の能力を高めていった。そして辿り着いたのが、今の時代感覚をまぶしたNEW AOR。彼のサウンドには、ソウル、AOR、ポップス、そのすべてがハイ・レベルでミックスされており、楽曲は天性のボーカル・スキルで実に艶っぽく、ソウフルフルな男の色気に満ち溢れている。ブラック・ミュージック愛好家だけあって、しなやかな表現力とタフガイぶりが同居しているのも魅力のひとつだ。

 そんな中澤の魅力は同ツアーでも発揮され、終演後の即売会場では、彼の歌声に酔いしれた人たちが購入したCDに彼のサインを求めて、長蛇の列をなしたことで話題になっている。


 このデビュー曲「夢物語」は、軽快なホーン・セクションとエキセントリックなギターが活躍するグルーブ・チューンだ。カップリングはビター・スウィートなAORバラード「交差点」と、アーバンなミディアム・ナンバー「Be With You」。持ち前のハイ・テナーが綴るのは、若いころのような我武者羅さではなく、いろいろな事情を抱えたオトナの感情。だからこそ、僅かにカスれる彼のセクシーな歌声が心の声機微を照らし、抑えたはずの感情を昴らせる。

 5月21日木曜日にはデビューシングルのリリース記念したライブ「New A.O.R Night!!」が、BLUES ALLEY JAPANで、豪華ミュージシャン参加のもと、開催される予定で、ここでもその魅力を発揮してくれるだろう。(情報提供:Fj・meVIEWsa radio)

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