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新聞記事でよく見かける「自称○○」の仕組み

写真はイメージです

自称タレント。その言葉から受けるイメージはタレント事務所に入ってはいるが、まだアルバイトは続けている。いわゆる売れないタレント。同様に自称ミュージシャンや自称作家も「売れない」という冠を付けられているようだ。こういった「自称○○」という表記を新聞の事件記事で良く見かける。一体全体どういったライン引きで自称とされているのか。年収なのか!? 私自身が関西で超ローカルなMCタレントをしているだけに他人事ではない。

先日とあるバーで隣り合わせた方が偶然にも大手新聞社の記者さんだったので真相を聞くことに成功した。名刺もいただいたし、自称新聞記者ではないはず。

記事にするにあたり容疑者の住所・氏名・年齢・職業は基本データとして必要な情報だという。職業の自称○○はその職業による収入は関係なく、本人の言っていることを警察や記者が事実確認を取れなかった場合に表記されるらしい。実際には容疑者は警察に拘束されているので警察発表の段階で「自称○○」ならば、警察はウラが取れていないということ。記者取材でも確認が取れなければ「自称○○」という記事になる。

なるほど少し安心した。そこで私の名刺をお見せして、もし私が逮捕された場合、どう表記されるかを聞いてみた。名刺肩書は「MC(司会・リポーター・実況・DJ) 気象予報士」とある。

「あぁ、これだと気象予報士が国家資格ですから、すぐウラが取れそうですね。気象予報士の……となるのではないでしょうか」
へ~、気象予報士としての収入\0なのにそう言ってくれるのね。何だか嬉しい。いやいや、そんな記事にならないことが先決だった。

ニュース記事をネット検索してみた。自称とは住所・氏名・年齢・職業の基本データ全てに付くことが可能な表現だとわかった。自称大阪府大阪市、自称「氏名」、自称20歳などの表現も。

詐欺師が捕まった場合の職業名は非常にリアルだ。なぜかと言えば、実際に詐欺を生業としていたわけで、人を欺くために使っていた肩書にそのまま「自称」が付くからだ。「自称絵画収集家」や「自称国際電話カード販売員」「自称健康食品販売業」「自称霊媒師」などと詐欺の内容が推測できる肩書が並ぶ。
その他、ウラ取れなかったの?な「自称専門学校生」や「自称女子大生」、そこ自称するなよ!な自称無職。さらにおかしなところでは「自称カリスマ」なんだそれ。「自称宮迫の兄」目元が似ていたらしい。

以上いかがでしたか、近頃ライターも「自称」する吉田ジョージがお送りしました。(吉田ジョージ)
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2005年7月13日 00時00分

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