
売られているのは、ほとんどが40W、60W、100Wだということに。
と、気になったので、数種類の電球を販売している東芝に聞いてみた。
すると、80Wの電球はあるにはあるのだが、一般的なスーパーなどの量販店にはほとんどおいていないという。(私が行ったのはイトーヨーカドー)
で、なぜ80Wが少ないのかというと、「W=ワットとは、つまり電力の大きさのことだけれど、実際の明るさ的には、80Wは100Wと差がないから」ということなのだ。でも、100Wの方がいくらか明るく感じるからと、80Wではなく、100Wが出回るようになったとか。
ちなみに40Wあたりまでは、差がわりと大きいので、東芝では10W、30Wも出しているそう。東急ハンズや、ヤマギワなどの専門店では様々な種類を扱っているので、80W含め、いろいろと売られているらしい。とはいえ、そこまで細かい違いを一般家庭では必要としないだろうというわけで、スーパーなどではあまり販売していないのだ。また、50Wというのもナショナルから出ているそうだが、70Wはないとか。これも80Wと変わらないからだろう。
家の中で電球を使うところといえば、うちではトイレとお風呂場くらい。
そんなふうに、「明るすぎるな」とか「ちょっと暗いな」とか、明るさとは感覚的なもの。細かい差があっても、たしかに一般的にはわかりにくいと思う。だから80Wが売られていなくても、理由を知れば納得である。
逆に、80Wの電球をおいてあるお店は、品揃えが良いということになる。試しにみなさんもお近くのスーパーなど、チェックしてみてはいかがでしょう!?
(田辺 香)