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今どきの子供はカードゲームで歴史を学ぶ

杉田玄白 みょーに怖いです。

先日、書店で面白いものを発見。勢い買ってしまいました。それは「歴史人物カードカルタ」。色々な歴史人物が描かれているカードで遊びながら学習できるもの。これだけなら、いわゆる普通の子ども向けの教材なのだが、カードには「攻」「守」「対」のそれぞれに数字が書かれていて、対戦ができるのだ。しかも、切り取り線が入っているシートから一枚一枚自分で切り取るようになっていて、今時のお子様向けの至れり尽せりの豪華なオモチャやゲームとは違うレトロな匂いがプンプンである。お値段は350円。

このカードを販売しているのは主に小・中学生の学校教材を出版、販売している京都に本社を持つ「新学社」。さっそく話をうかがってみた。
「おかげさまで予測していた以上に売れています」
と広報担当の大浦さん。
「このカードゲームは、現役の先生のアイデアなんです。子どもはポケモンやムシキングに夢中になることからもわかるように難しい名前や複雑なルールは遊びながらだと、あっという間に覚えてしまうんですね。それで、歴史もカードにしたら子どもも楽しみながら学習できるんじゃないかと、千葉の公立の先生が自分でイラスト入りのカードを作って授業に取り入れたところ、子ども達にも好評で実際に学習効果もあったそうなんです。それは面白いということで、全国の小中学校でも使ったらいいんじゃないかと当社で販売することにしたんです」

対決ゲームは、先攻後攻で同時にカードを出し数字の大きさで勝敗を決める。この他にカードに書かれた「対」という指示によってカードの数値が増減する。徳川吉宗や市川房江のカードを手に子どもが対決している図を想像するとなんとも楽しそうだ。
ちなみに、徳川吉宗は「攻6」「守8」対は「大正・昭和(+2)」となっている。一方、市川房江は「攻5」「守9」対は「江戸時代(指示なし)」なので、徳川吉宗は「攻6+2=8」、市川房江は「守9」で市川房江の勝ちである。おおっ、なんだかすごいぞ。

カードの人選やイラストもなかなか渋い。日本のシンドラーと言われる杉浦千畝や江戸時代のアイヌの首長シャクシャインといった人物も取り上げられている。
「カードのイラストは、はっきり言ってヘタです(笑)。実は、このイラストは発案者の先生の絵そのものなんですよ。プロにお願いする案もあったのですが、オリジナルの雰囲気も残そうということで。ルールはオリジナルのままです」
と大浦さん。

やはり、こう言っては失礼だが、妙な素人っぽい感じがなんともいい味を出しているのは戦略でもあったようです。
攻守の点数は、ゲーム性を高めるためのものなので、実際の歴史にはリンクしていないとのことだが、カードには人物の解説とともにその時代に関するクイズもあり、興味の幅も広がるようだ。また、第二弾として「都道府県カードカルタ」も登場。カードカルタが新たな学習スタイルになりそうだ。

「歴史人物カードカルタ」は、年代並べや坊主めくり、神経衰弱(2セットを使用)といった単純な遊び方もできる。もちろん、子どもだけでなく大人同士でも楽しめます。
(こや)

2006年2月23日 00時00分

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