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自宅でも味わえる「神戸風お好み焼き」とは?

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具を上に乗せる「ピザ風」ではあるが、結局はひっくり返してしまうのでメインの具は全て下になる。見えないところに気を使う、さりげないお洒落感が神戸風たる所以か。

お好み焼きの2大トップといえば「大阪のお好み焼き」と「広島焼き」だ。
しかし最近、その2大スターに迫る勢いでジワジワ人気を伸ばしている「焼き」がある。

それは「神戸風お好み焼き」。
お洒落なイメージの神戸にお好み焼きの影は似合わない気もするが、B級グルメとして人気を博した「そばめし」は神戸市長田区発祥。流行る地盤はあるのだ。

このお好み焼き、どんなものかと一言で言うのなら「重ねて焼く」ということ。
まずはキャベツを生地に混ぜ込み鉄板に広げる。その上に豚肉など、お好きな具を丁寧に並べ、そして焼く。
生地に全ての具材を混ぜ込んで作る「大阪風」でも無ければ、キャベツを生地に乗せて焼く「広島風」でもない。
「とにかく混ぜとけ」が大阪風だとするなら、神戸風お好み焼きはピザ。生地の上に具材が広がり、華やかな感じがする。

味はといえば、正直なところ大阪風との違いはない。 
ただ具を好きな場所に配置できるため、具のばらつきが少なくどこを食べても具に当たるというのがポイントだ。
ところが、「神戸風お好み焼き」を出す店に訪れてみたところ、具材全てをまぜこぜにして焼いている人の姿もちらほら……。
お店の方に伺ってみると「混ぜる人は多いですよ。でもお好み焼きという名前ですし、好きに焼いてもらってますわ」と懐が広い。

確かに、お好み焼きというものはついつい慣れた方法で焼いてしまう。ふと気になって、大阪のお好み焼き店でアンケートをとってみた。
すると大阪風に焼く人が10名、神戸風に焼く人は12名。意外なことに神戸焼き派が多かった。
理由は「見た目に綺麗だから」と、これが神戸風お好み焼きである事を知らずに焼いている場合が大半である。

ちなみに焼き方だけではなく、「生地を出汁に浸けて食べる」事を推奨したり、「生地に山芋をたっぷり加えてふわふわに仕上げました」、「ぼっかけ(すじ肉とこんにゃく)が入っています」というのを神戸風お好み焼きという場合もあるそう。
しかしこんな小難しい事をしなくても、ピザ風にすればそれすなわち神戸風。家でもできてしまう手軽さなので、まだやったことのない方はぜひ一度挑戦を。
(のなかなおみ)

2006年4月15日 00時00分

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