最近ローソンで流れてるアノ曲、なんだ!?
「♪わたしの行きつけ、わたしのローソン」気がついたら口ずさんでいたりするともう、テーマソングのとりこです。
ローソンのテーマソングといえば、森高千里の「行かなくちゃ〜♪」のイメージが強い。もう10年くらい前だけど。

それが、最近、店内にずいぶんほのぼのした耳慣れない曲が流れている。
「わたしの行きつけ、わたしのローソン♪」

白い洗濯物がはためいてそうな、ホームドラマのようなほのぼの具合は、これまでとはずいぶんテイストが違う。
このテーマソング、いつの間にできたのか。

ローソンの広報に聞いてみると、
「篠原涼子さんが出ているCMの、アレですよね? 『みんなの唄、LAWSONG』といって、3月21日から流れており、朝丘めぐみさんと豊島由佳梨さんが歌っています」
という。あれ? CMの曲? にしては、聞き覚えがないけど……。
「CM用と店頭用を分けてるので、雰囲気が違うかもしれないですね。店内で流れている曲は、店内専用の女性ナレーターのものなんです」
ベースの音楽は一緒だが、あえて分けた理由は、
「演技演技した歌い方は、テレビに向かないので。店頭では耳に残る強さが必要ですし」
とのこと。

昨年までローソンのCMは商品の広告寄りになっていたが、こんな世の中で、コンビニの暗いイメージを払拭したいという狙いがあるのだとか。
「そもそも『行かなくちゃ〜♪』の頃から、お店のコンセプトは『明るい』『元気』なんです。それで、今回、そもそものコンセプトに立ち返ろうというわけで」

ちなみに、HPではこのCMの家族「安田一家。」のキャラ設定も公開しているが、篠原涼子演じる「長女:絹子」は「趣味 最近始めたヨガ」「週末の過ごし方 用事がなければ実家に帰る」など、超家族ラブないまどきOLさん。
朝丘演じる「母:修子」も、週末は娘とお買い物が大好きと、これまた超家族ラブ。


「行かなくちゃ〜♪」と同じようでも、「ほのぼの感」は時代とともに、少しずつ変わってきています。
(田幸和歌子)
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