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中国・天津には天津飯も天津甘栗もない!?

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しいていうなら、「天津方面の山の甘栗」といったところなのでしょうか。

先日、中国・天津出身の友人と話しているとき、こんなお約束の質問をしてみた。
「天津っていうと、やっぱり天津飯や甘栗が美味しいんだろうねえ」
すると、彼女はキッパリと否定するではないか。
「中国にはそんなの、ないよ」
え!? これ、地名からとったものじゃないの?
中国には、いわゆる「ラーメン」というものはないとよく聞くが、天津飯も天津甘栗も日本のものだったのか!?

友人によると、かに玉みたいなものをご飯にのっける「天津飯」がないどころか、八宝菜をかける「中華丼」も、麻婆豆腐をかける「麻婆丼」もないと言う。
彼女のダンナさんは中華料理のシェフだが、やはり「丼」という料理はないと言っていた。
つまり、ご飯に何でものせちゃう「○○丼」は、日本独自のもののよう。

自分などは、1つのお皿にいろいろ盛り合わせる「ワンプレートディッシュ」などを見ると、「これで足りるのか」と常に不安になってしまうのだが、その一方で、同様に全部を一個にのせる「丼」は、十分なボリューム感に迫力・頼もしさすら感じてしまう。
いろんな選択肢があっても、いろんな「定食」があっても、私は迷わず選ぶだろう、丼を!
と力説したいくらい、丼ものが好きなのだが、中国にないとはなんともったいない……。

ちなみに、「天津甘栗」のほうはというと、
「天津には栗の木、ないよ。天津からずっとずっと山のほうに行ったところに、栗の木たくさんある。でも、“天津”大きいまちで、有名だから、その名前つけたのかも」ということだった。
千葉にあるのに、「東京ディズニーランド」みたいなもんなのですか……。

日本の中での「天津」の誤解を思い知らされたのでした。
(田幸和歌子)

2006年12月11日 00時00分

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