話題のお菓子「ふんわり名人」、食べました?
不思議な米菓「ふんわり名人」。みなさんもぜひお試しください
最近、コンビニ・スーパーでよく目にするお菓子「ふんわり名人」。コンビニでは“異例”の棚積み販売されたり、スーパーなどでも特設の一角が設けられたり……。
なぜこんなにもこのお菓子は注目を集めているのだろうか?
ということで、こちらの「ふんわり名人」を製造する越後製菓株式会社さんにお話を聞いてみた。

まずはこの「ふんわり名人」が、なぜこんなに人気なのかを聞いてみると……?

「こちらの商品は2005年の9月に発売されたのですが、当初はそこまで売れ行きは伸びませんでした。しかし昨年の12月に、ある番組で南海キャンディーズのしずちゃんにご紹介して頂いてから徐々に売れ始めましたね」

人気の理由としては芸能人が好きなお菓子ということで、いろんな番組で紹介したのが大きいそう。しずちゃんだけでなく、他にも山下智久さんや武田真治さん、森田剛さんなど多くの方がこぞって番組で紹介してくれたとのこと。しかし、それはやはりお菓子自体の美味しさがあってこその結果だろう。ではその「ふんわり名人」とは一体どんなお菓子なのか?

「『今までにない食感の米菓』、をテーマに開発から10年近くかけて完成しました。
米菓特有のガリガリ感ではなく、口どけの良いふんわりしたお菓子です。味も“きなこ餅”、“チーズ餅”、“ごまだれ餅”と3種類ありまして、懐かしさを求める時代の追い風も受けて好評を頂いております」

実際に「ふんわり名人きなこ餅」を食べてみたのだが、確かに口の中でとろける不思議な米菓。そして、やけにきな粉が懐かしく次から次へと食べてしまう。一度食べたらクセになるとはこのことだろう。それぐらいインパクトのあるお菓子である。
最後にちょっとこんなやらしい質問もしてみた。
発売当初と比べると、現状はどれぐらい売れてますか?

「発売当初に比べたらおよそ4倍以上の注文を頂いてます。生産も追いつかないぐらいです。」

お菓子メーカーにとってヒット商品を生み出すことは至難の作業。現在、これだけの人気があるのもきっと社員の皆さんの血のにじむ様な努力があってのことだろう。ちょっぴり不思議な米菓「ふんわり名人」。皆さんもぜひお試し下さい。きっとその人気の秘密が一口でわかることでしょう。

(木南広明)