新食感! 桔梗信玄餅デニッシュ
「桔梗信玄餅デニッシュ」は税込180円
先日、中央道の談合坂SA(山梨県)を利用したとき、興味深い商品を発見した。それが、「桔梗信玄餅デニッシュ」。
桔梗信玄餅といえば、山梨で1、2を争う人気の銘菓。それとデニッシュの組み合わせっていったいどんな味?!

山梨出身の私も知らなかったこのアイテム。どんな味か気になったので早速買って食べてみることにした。カスタードと黒蜜がのったデニッシュ生地の上に2つの餅がかわいらしくコロンと並んでいて見た目にもおいしそうだが、実際に味もかなりおいしい。サクサクしたデニッシュとモチモチした餅の食感のコントラストがなんともユニークだ。餅にはちゃんときな粉がかかっているのもポイント。
もともと桔梗信玄餅はきな粉と黒蜜で楽しむもの、当然相性は抜群なのだ。

このユニークなデニッシュが食べられるのは、上り線の談合坂SAのみ。株式会社キャニーが運営する談合坂レストラン内の神戸屋で販売している。担当に話を聞いてみると、
「山梨産の商品をアピールしたいと思っていました。そこで売店でも売れ筋商品である桔梗信玄餅を使って何か作れないかと考えました」
とのこと。桔梗信玄餅は昭和43年に発売され、これまで数々の賞も受賞。
名実ともに山梨を代表する定番みやげだ。

本商品の発売は平成18年3月から。すでに1年以上が経ち、だいぶリピーターも増えているのだという。
「一度買っていかれたお客様は通るたびに買ってくださる方も多いですし、まとめ買いされるお客様もいらっしゃいます」
目新しさに加え、味のおいしさも手伝って、人気・認知度はかなり高まっているようだ。実際私もその場で食べてみたところ、あまりにおいしかったので、思わずお持ち帰り用に追加購入してしまったほど。

山梨で、しかも談合坂SAでしか食べられない貴重なデニッシュ。
餅入りなので、結構おなかにたまるのも嬉しい。山梨の新たな味としてこれからますます注目を集めそうな予感! みなさまも山梨に行った際はぜひお試しを。
(古屋江美子)