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回転寿司の速度って、最近、速くなってるの?

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「流れにのって、とる」みたいな動きが、どんくさい自分にはけっこうプレッシャーです。あんまり速く回らないで。

回転寿司の回転速度は、関東より関西のほうが速いというのは、よく聞く話。

ベルトコンベアそのものは、多くが石川県でつくられているが、速度の違いが生まれる理由としては、「関西人は、いらち(せっかち)だから」説のほか、「関東と関西では電気の周波数が違うから、自然に出る速度が異なる」なんて説が有力視されている。

でも、これについて、最近、ちょっと不思議なウワサを耳にした。
それは、「『スシロー』は、関東店舗でもやっぱりめちゃくちゃ回転が速い!」というもの。
「あきんどスシロー」といえば、関西に本社がある回転寿司チェーンだが、近年は関東にもかなり進出しており、その回転速度はなぜか「関西基準」といわれているのだ。
もし、関東・関西での回転速度の違いが、本当に周波数によるものだとしたら、関東店舗では関東速度でまわしても良いはずなのに……?
あえて周波数に逆らって、「関西基準」で勝負してるのか。

株式会社あきんどスシローの広報に聞いてみると……。
「速度の調整は各店舗で行っているもので、特に関西に合わせているとかではありません」
統一じゃなく、店舗ごとなの!? さらに、こんな衝撃的な説明が続いた。
「最近は、関東、関西に関係なく、どこの回転寿司でも、昔より(回転速度が)速くなっているようですよ。良い機械ができてきて、速度を出せるようになったみたいですが」

これまでのベルトコンベアは、「皿のとりやすさ」という、人間のスピードとの兼ね合いから、持てる力をだいぶセーブしてたのだと思っていたけど……。知らないうちに、人もコンベアも速くなってるの? 回転ずし用コンベアの主要メーカー・日本クレセント株式会社に問い合わせた。
「コンベアの性能が上がって、回転速度を速く出せるようになったというようなことは、正直、ありません(苦笑)。関東と関西で回転速度が異なるのは、ご指摘の通り、“周波数”の違いからです。でも、もともとコンベアには速度調整できる機能がついているので、お客さんによって調整している結果だと思いますよ」
ということは、「周波数の違い」だけでなく、やっぱり「関西人はいらちだから」説も間違いではないのか。ちなみに、コンベアの能力としては、
「設計上はもっとスピードを出すことが可能ですが、特に最速でどのくらいとか、データはとっていません」
ということだった。

ところで、回転速度が速すぎると、寿司が早くかわいてしまうという難点もあるわけだが、その問題を解消するシステムが昨年発売されたという。
「『流れ鮨』というOCA(オーダーキャリーアカウント)システムで、タッチパネルで注文すると、コンベアで各机まで流れてくるものです。これは、かわいてしまったお寿司をとらなくていいということで、評判なんですよ」(日本クレセント)
このシステム、今のところ全国10店舗ほどで導入されているという。

回るスピードが、速いの遅いのと気にしてるうちに、コンベアは別の進化を遂げていました。
(田幸和歌子)

2007年6月24日 00時00分

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